過去問と例題の比率は3対1がめやす

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「過去問と例題の比率は3対1にしよう」というテーマでお話をしたいと思います。

日商簿記検定1級の試験まであと1か月半程度となりました。
この時期、過去問と例題の勉強の比率をどれぐらいにしたら良いのか悩んでいる方も多いと思います。

勉強を始めた頃は、テキストの講義と復習で100時間ぐらいあります。
その次に、例題だけをやる時期が、人にもよりますが1か月か2か月あります。

例題を2・3回転して、ある程度全体が見えてきたら、過去問をやります。
過去問をやり始めた頃は、過去問と例題が半々ぐらいの割合になっていると思いますが、徐々に比率が変わってきて、直前2か月を切ると、過去問を75パーセント、例題を25パーセントぐらいの比率でやります。

過去問ばかりやっても良くないので、過去問と例題を往復することも大事です。
過去問と例題のバランスが大事なのですが、例題を1としたら過去問を3程度やってください。

1日3時間勉強する場合、2日間の合計6時間を3対1に分けて、4時間半は過去問をやって、残りの1時間半で例題をやるという形にするのがおすすめです。

例題は2日に1回、過去問は必ず毎日やります。

具体的な例では、月曜の3時間は過去問をやって、火曜は過去問を1時間半にして残り1時間半で例題をやります。

もう少し過去問の分量を増やしたい方は、月曜日に過去問を3時間やって、火曜に過去問を2時間勉強して例題を1時間やります。

例題を2日間まったく見ないというやり方は避けたほうがいいと思います。
まったくやらないと例題の勘が鈍りますので、できたら2日に1回ぐらいは見ていただきたいと私は考えています。

1日2時間勉強をする場合は、月曜の2時間は過去問をやって、火曜は過去問と例題を1時間ずつやって、それを繰り返していくという形が良いです。
勉強時間の75パーセントが過去問で、25パーセントが例題という比率をキープしてください。

そして、直前1週間になったら、あなたなりのスケジュールに従ってやっていけばいいのですが、直前2か月を切ったあたりでは、理想的な比率は過去問が75パーセントで例題が25パーセントです。

これは一般論なので、必ずこの通りにやらなければいけないというわけではありません。
人によっては過去問と例題が半々の比率がベストという場合もあるかもしれません。
しかし、今の時期は、例題よりも過去問の勉強量が多いほうがいいです。

標準的な勉強法としては、過去問と例題の比率を3対1のバランスにすると、非常に効果的だと思います。
ぜひ参考になさってください。

私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

PREV
「49の失敗を、早く通り抜ける!」
NEXT
第1問の仕訳は1個2分で解く練習をしよう!