第1問の仕訳は1個2分で解く練習をしよう!

がんばろう日商簿記2級合格、今回は「第一問の仕訳は1個2分で解く練習をしよう」というテーマでお話をしたいと思います。

日商簿記検定の3級と2級は、全部で5つある大問のうちの第一問が仕訳問題です。
仕訳が5つ出題されて、1個4点なので、全部で20点の配点があります。

この5つの仕訳問題のうち、できれば4つ、16点をとりたいです。
悪くても3つでもしかたがないですが、4点の差は大きいので、できれば4つ正解したいです。

残りの80点のうち、55点から60点はとって、70点以上で合格しましょう。
試験時間は120分ありますが、5つの大問へ均等に時間を配分すればいいのかというと、そういうわけではなくて、実際には、第一問は10分ぐらいで解けるのがベストです。

最大15分と私は言っていますが、他の総合問題で時間を十分に使いたいので、できれば、第一問の仕訳は普段から10分で解く練習をして欲しいです。

本番は少し緊張して15分ぐらいになるかもしれませんが、普段から15分の時間で練習してしまうと、本番では15分以上かかってしまい、他の問題を解く時間が無くなってしまう可能性があるので、できれば10分で解けると非常に楽になります。

残りの問題を110分かけることができれば、あなたは非常に有利になります。

第一問の仕訳は10分で終わらせる練習を普段からやって、本番でもそれに近い形で時間配分を考えます。

3級と2級の勉強をするときには、仕訳1個に何分かけるかということを意識します。
今からやる仕訳の勉強で意識してください。

第一問の仕訳は少し複雑な仕訳もありますが、その場合でも2分でやってください。
たとえば、3級の第三問には試算表の作成というのがあります。
月初の試算表があって、1か月間の取引が20個から30個ありますが、これをだいたい20分で解きます。

そうすると、1,200秒で30個の仕訳をすることになりますので、1個あたり40秒で処理をする必要があります。

3級の第三問の仕訳は、第一問の仕訳問題より簡単です。
簡単な仕訳は1個40秒で仕訳ができるように練習をして欲しいのです。
第一問のような少し複雑な仕訳で1個2分です。
2級の場合は1個2分です。

2級の第三問は財務諸表の作成問題で、決算整理が10個ぐらい出ますので、10個ぐらいの仕訳を20分なので、概ね1個2分ぐらいで処理します。
ということで、最大で1個2分です。

3級を勉強される方は、第一問の仕訳対策は1個2分ですが、第三問の仕訳は1個40秒でやることに注意してください。
今日から、2級の第一問は1個2分、5個すべてを10分で解いてください。
この時間を意識してください。

時間制限を設けて勉強することが大事です。
仕訳はスピードが命です。

頑張ってください。
私はいつもあなたの2級合格・3級合格を応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

PREV
過去問と例題の比率は3対1がめやす
NEXT
第140回対策!年内の必勝学習法