たとえ10分でも、やるべき日は簿記をやる!

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「たとえ10分でもOK、毎日続けることが大事」というテーマでお話をしたいと思います。

日商簿記1級を目指す方というのは、ある程度勉強をする意欲が高い方が多いと思うので、平均して1日2時間か3時間程度を半年ぐらい勉強していると思います。

実際に面白いと思ってやっていただければ続きます。

私は大学を1年留年していますが、私のような勉強嫌いでも簿記1級や公認会計士の試験に合格ができました。
やれば誰でもできます。
私ができるならあなたもできます。

1級の勉強というのはだいたい1日2時間か3時間を半年から1年続けるというのが平均的です。
これぐらいの勉強はその気になればできます。

一生やれとか10年やれと言われるときついですが、半年や1年ならば問題はありません。
ただ、そうは言っても勉強している間には体調が悪くなったり、やる気が出なかったり、忙しいときもあります。

そういうときに、その日はやらずに明日に全て回すという方もいるかもしれませんが、それはナシにしてください。
本来勉強をやるべき日には、たとえ勉強できない理由があったとしても、せめて10分でもいいので簿記のことを考えてください。

丸1日何も考えないで2回寝てしまうと、あなたの脳が自動的に「簿記ってやらなくてもいいんだ」と判断してしまって楽な方へ逃げてしまうので、全く簿記のことを考えない日をつくらないようにしてください。

ただ、予め休養日を設定している場合は別です。
たとえば、日曜には勉強しないと決めているのならば、その日は完全に休んでも構いません。

問題なのは、やると決めた日に自分との約束を守らないことです。

やると決めた日には石にかじりついてでも10分でもやってください。
2時間できなくてもいいです。

まずはやることが重要です。
簿記の仕訳1個でもいいのでやってください。
高熱があるときはさすがにしようがないですが、私なら38度5分くらいの熱ならば勉強するかもしれません。

10分勉強したら寝ればいいのですから、それぐらいで死にはしません。
ただ、これは私の話なので、高熱がある場合はやらなくても大丈夫です。

本当に勉強するのがつらいときにはやらなくてもいいですが、余程のことが無い限り10分の勉強すらできないということはないと思います。
なので、10分の勉強はほぼ必ずできます。

できなかったからといって、次の日に倍の時間やる必要はありません。
そのために休養日という予備日を設定しているのですから。
大事なことは、月曜から土曜まで勉強すると決めたら、絶対にやって欲しいということです。

丸1日簿記のことを考えないと脳が楽をしようとして、無意識のうちに勉強を止めようとしてしまいます。これは怖いのです。
ですので、必ずやってください。

その日に何もしないで、次の日2時間やるのは大変なのです。

ましてや4時間なんて無理です。

ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り返すようなことはしないでください。
ですので、今日できなかった分を次の日、倍の時間にはしないでください。
できなかったのは自分が悪いのです。
明日取り戻そうと思っても無理です。
取り戻そうとする癖がついてしまいます。

取り戻す必要はないので、日曜日などの予め設定している休養日に勉強してください。
できなかった分を別の日に2倍勉強しようとするやり方は、おそらく失敗します。
今日できない人間が明日4時間できるわけがありません。
無理です。

そのような取り戻し勉強法はNGです。
取り戻す必要はないので、10分でいいから「毎日やる」ということに重きを置いて欲しいのです。
何度も言いますが、設定してある休養日以外に、簿記のことを全く考えない日というのは作らないでください。

やるべき日にやらないということはナシにしてください。
やるのがきついと思っても、仕訳1個見て終わりにしてもいいですから、1日1回は簿記のことを考えてください。

私の長年の講師生活と自らの受験生としての経験から、毎日簿記に触れるということが重要であるということを痛感しています。

ぜひ頑張ってください。
私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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