2級・3級の方は2015年2月22日に次回の試験があります。
3か月あるので、初心者からでも2級合格は十分間に合います。
私はキッズBOKIを主宰していますが、小学生や中学生も来年の4級・3級を目指して頑張っているので、その中からも合格者が出てくれればいいなと思っています。
日商検定1級の次回の試験は来年の6月に実施されます。
今から7か月半近くあるので、頑張っていただいて、1級の合格をつかみ取っていただきたいと思います。
今はスタートの時期にあたりますが、まずは基本が大事です。
この間の138回を見てもわかるように、理論問題だろうと何だろうと、柴山式ならばテキストの読み込みをしっかりやってください。
一般的な専門学校や市販のテキストは平均1,000ページありますが、柴山式の1級テキストは200ページ台に抑えています。
3分の1以下の分量に抑えているので、4・5回通して読むことができます。
1,000ページもあると、せいぜい1回くらいしか読めず、2回読めば息切れしてしまうような感じになってしまいます。
それはそれで内容は充実していますが、充実しすぎて消化不良になってしまうことが多いのです。
充実しているということは、内容としては完璧に近いのですが、量が多すぎてできないという方もいます。
柴山式の場合は、過去の私の講師経験から、多くの忙しい方にとって、オーバースペックの教材では消化不良になってしまうので、量を半分以下に減らして回転数を多くする形を採っています。
2回転、3回転ではまだそれほど力は付きません。
4回転・5回転できるように、柴山式の1級テキストは工業簿記・原価計算が240ページぐらい、商業簿記・会計学は290ページぐらいにして知識を絞り込んでいます。
短期多回転をすることが重要です。
全部は覚えなくてもいいです。
ある程度慣れてくれば理論問題も対応できますし、基本的な例題をしっかりやっていただければ138回の工業簿記は満点が狙えるような内容になっています。
実際に満点を取ったという方も報告も聞いています。
まずは基本問題を完璧にできるようにして、7割を確実に取りましょう。
範囲も広いので、1級で85点や90点を取るのは至難の業です。
なので、大事なのは75点から80点をしっかり取れるように、基本問題をしっかりマスターして、イージーミスを撲滅して、取れるところは確実に取って75点から80点で合格するというのが、柴山式のコンセプトです。
難しい問題には手を出さないで、基本をしっかりやればかなりの確率で合格できると信じて、基本をしっかりやりましょう。
漫画の『スラムダンク』でも「大きなことを成し遂げるには、基本が大事」と言っていますが、簿記検定も同じです。
応用力の前に、基本をしっかりしましょう。
テキストを4・5回転読み込んで、例題を4・5回転します。
基本問題をしっかりやります。
これは2級も同じで、2級の場合は演習問題を繰り返してマスターすることによって、過去問や総合問題練習が実りあるものになります。
まずは、柴山式の1級ならば、テキストの例題を丁寧に学んでください。
そして、楽しんで学んでください。
そうすれば、あなたの1級レベルの簿記の知識がしっかりと身に付いて、日経新聞を読めるようになります。
また、会計や決算に関する見方も変わります。
色々な恩恵があります。
簿記検定に受かるだけではなく、色々な高度な知識が身に付きます。
基本が大事、これが今回のテーマです。
私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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