週刊東洋経済(2022年2月5日号P50〜51)にて、次の通り掲載されました。
① 日商簿記1級の学習法・合格スケジュール・合格後のキャリアに関して
② 柴山式簿記学習法による合格者インタビュー
以下、インタビューを一部掲載しております。
『仕事をしながら合格するには、よく出題される項目を重点的に学習し、めったに出ない項目を捨てること。
めったに出ない項目は総じて難易度が高く、理解に時間がかかる割に非効率。
それより頻出項目を完璧にしたほうが合格しやすい。』
『1巡目は各章の基本問題だけを解くこと。応用問題は飛ばしてよい。
全章の基本問題ができるようになってから応用問題に取り組んだほうが、理解は早いからだ。』
『簿記1級を取得すると、税理士事務所や一般企業の経理部などで評価され、転職のチャンスが生まれる。』
『簿記1級に加えて学ぶとしたら、英語を薦める。』
働きながら簿記1級に合格するためには「受験勉強ランチェスター戦略」の考え方を持つことが重要だ。
すべてを網羅しようと考えていたら、いつまで経っても合格できない。
40代以上の人は何年も時間をかけられないはず。
頻出項目だけ押さえれば合格ラインの70点が取れるので、割り切りが重要だ。
頻出項目を知るには予備校の力を借りるのが手っ取り早いが、基本的な学習によって全体像を理解したうえで過去10年分の過去問を調べれば、自力でも見つけられる。
学習するうえで重要なのは、アウトプットを重視すること。
テキストを読み込むインプットに時間を割きすぎて、問題を解く訓練を十分にしないまま試験に臨む人が多い。
それでは本番の計算問題には対処できない。
インプットから、早めにアウトプットにシフトしよう。
問題集は最低でも5回転。過去問は過去
10年分を5回転以上行うのがマストだ。
さらに、大手予備校の模試や予想問題を利用して最新の出題傾向を押さえれば、
太刀打ちできる。
柴山会計ラーニング代表 柴山 政行
2021年、41歳のときに日商簿記1級に合格した。
働きながら勉強を始め13カ月で突破した。
挑戦した理由は、日本で働くには日本の会計知識が必要だと感じたから。
19年にUSCPA(米国公認会計士)資格を取得したものの、転職活動で評価されなかった。
そこで、10年前に挫折した簿記1級に再挑戦。
以前通った大手予備校のテキストが膨大すぎたので、コンパクトだった柴山先生の講座を選んだ。
学習で心がけたのはとにかく問題を解くこと。
動画講義は一度だけ見て、すぐに練習問題に取り組んだ。
合格までに3〜6回転。10年分の過去問も10回転した。
間違った箇所をノートに書くことで、自分の弱点を把握し、克服した。
勉強時間は平日1.5時間、土曜日4時間。
早朝、職場近くのお店で勉強するのを日課にし、生活の一部に組み込んだ。
日曜は予備日にすることで、遅れがあっても取り戻せた。
合格後、外資系企業への転職が決まった。
簿記1級とUSCPAを取ったことが評価されたのかもしれない。
外資系企業勤務 石部 由紀子 様
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