簿記資格は人気が高く、ビジネスマンの間でも資格取得を目指す人が多い資格となっています。
今回は、簿記資格の中でも特に人気のある日商簿記2級についてご紹介します。
日商簿記は商工会議所が主催している公的資格です。
国家試験ではないものの、社会に役立つ資格として注目されており、毎年多くの人が受験をしています。
日商簿記2級は、2月・6月・11月と年に3回の筆記試験があります。
その他にも2020年より、オンライン上で受験できるネット試験が新たに導入されました。
ネット試験は、パソコンを使って解答することで、すぐに合否がわかるシステムとなっています。
次は、日商簿記2級の勉強方法についてご紹介していきます。
日商簿記2級は比較的難易度の高い資格となっており、
毎回、約20%前後の合格率を占めています。
ここからは、受験に合格するためのポイントをご紹介していきます。
日商簿記2級に合格するまでの必要な簿記資格を持っていない初学者で、勉強時間は約500時間とされています。
あくまで目安ではありますが、試験範囲も商業簿記と工業簿記に2種類から出題されることから、
相応の勉強時間をかけないと合格には届きません。
簿記3級保有者の方ですと約350時間ほどの勉強時間が必要になってきますが、
一日の勉強時間を2〜3時間続けても3ヶ月〜半年ほどの勉強時間を確保する必要があります。
日商簿記2級の資格取得を目指すために独学でも取得することは可能ですが、あまりお勧めはできません。
場合によっては合格目安時間以上の学習量が必要になってしまうこともあり、
資格取得を目指すには効率は良くないと言えます。
ここからは、日商簿記2級の効率的な勉強方法についてご紹介していきます。
スムーズに資格取得を目指したいのなら、独学ではなく通信講座やオンライン講座を使って勉強するのが良いでしょう。
次は、通信講座やオンライン講座を使った方が良いとされるメリットについて説明します。
先ほどご紹介した通り、日商簿記2級に合格するためには初学者で500時間が必要となってきます。
資格取得を目指すためには、一日2〜3時間の勉強時間をコツコツ続けることが必要となるのです。
社会人の方からみれば、仕事をしながら勉強時間を確保するというのはなかなか難しいことではないでしょうか。
その点、通信講座やオンライン講座では、ポイントを抑えながら解説してくれたり、
試験対策に特化した勉強方法に頼ることができるので、安心して取り組むことができます。
最近では、オンラインでの動画配信サービスを行ってくれる講座も多くなってきているので、自分のペースで勉強することができるのもおすすめできるポイントです。
日商簿記2級の資格取得に向けての有料の勉強方法がおすすめの理由として、
分からないところがあれば聞くことができる点です。
独学の場合、分からないところがあると聞く相手がいないというデメリットがあります。
多くの有料勉強サービスでは、質問などを受け付けてくれる窓口があるので、有効活用できます。
日商簿記2級の資格取得を目指すには、戦略も必要となってきます。
年に3回の筆記試験やネット試験など受験できるタイミングは自分で選ぶことができますが、
集中して勉強していくことが大切になってきます。
日商簿記2級の資格を取りたい人は、通信講座やオンライン講座などの有料の勉強サービスを利用することで、短期間で資格取得を目指すことができます。
資格講座によっては、勉強のスケジュールがしっかりしていたり、
過去に出題されてきたデータをもとに、抑えておくべきポイントを紹介しているなど合格に向けての様々なサービスを提供してくれるので、できるだけ早く合格を目指したい人にとっておすすめとなっています。
日商簿記2級のネット試験は2020年から導入された新しいシステムです。
筆記試験とは違い、パソコンを使って解答をするため、受験に戸惑ってしまう方も多くいらっしゃいます。
そこで、ここでは、ネット試験を受ける時に気をつけたい注意点やネット試験の解答方法について紹介していきます。
日商簿記2級のネット試験を受ける場合、パソコンかスマホからの申し込みとなります。
また、決済方法はクレジットカードやコンビニ、Pay-easyのみとなり、現金での払い込みは受け付けていません。
CBTSという専用のサイトから情報を登録し、ログインした状態で申し込むことができます。
いくつかの試験会場が設置されているため、自分の受けたい会場で受けることができます。
試験当日は、申し込みした受験会場に出向き、そこで試験に臨む流れとなります。
試験場に着いたら、受付を済ませ、会場に入ります。
日商簿記2級のネット試験は、解答方法がパソコンからとなり、
プルダウン式で勘定科目を選んだり、数字を入力して解答していきます。
会場に到着すると、受付時に白紙とボールペンが手渡されます。
解答方式はパソコンなので、計算の過程が書き込めないため、白紙を計算用紙として利用することができます。
試験が始まると90分間のタイムが画面上でカウントされる仕組みとなっており、
自分のタイミングで終了するか、90分間のタイマーの期限が終了すると自動的に終了する仕組みとなっています。
試験時間終了後、自動集計され、合否がわかるという仕組みです。
今回は、日商簿記2級の勉強方法や受験対策についてご紹介しました。
日商簿記2級は出題範囲も広く、勉強スケジュールをしっかりと組んだうえで取り組んでいかないと合格は厳しいものとなります。
このような理由から、独学より有料の通信講座やオンライン講座などを受講する方が効率よく合格することができます。
日商簿記2級は難易度こそは高い資格ですが、
しっかりと勉強のポイントを抑えておけば、合格できる資格です。
是非、合格に向けて参考にしてみてください。
簿記検定2級は、中学生・高校生・大学生もチャレンジできる資格です。
合格者の声をご覧ください。
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