税理士が会計参謀になる極意

税理士が会計参謀になる極意

mangaboki

税理士の仕事がなくなる! ! !

<柴山式コーチ型コンサルティング>とは・・・

経営者から信頼される<戦略会計人>

になるためのスキルアップ術を伝授! !

2013年にオックスフォード大学のマイケル・オズボーン氏が「未来の雇用」という論文の中で世間を驚かせる発表をしたことは有名です。

10年後になくなる可能性のある仕事として経理や税務申告代行などの業務が取り上げられ、会計業界に携わる人たちの不安が一気に強まったのは記憶に新しいところですね。

そんなおり、2020年以降に世界を巻き込んだ新型コロナの影響で経済環境が激変し、中小企業を筆頭に多くの経営者が業績を落としています。

このような苦しい時にこそ、中小企業の社長を精神的にも経営的にも支えることができる参謀の存在が必要になってきます。

しかし、そもそも大企業のような資本力もブランド力もない中小企業が人材確保さえもままならない状況下で、ましてや経営参謀を雇うことなど不可能に近いでしょう。

そこで、多くの企業の経営管理を会計・税務面から支えてきた数字に強い税理士や公認会計士など会計専門家が活躍するチャンスが増えるとみることができます。

会社の成績は決算数値という形で表現されます。

そして、決算に関する深い見識とノウハウを持ち合わせている税理士・会計士がさらに次の2つのスキルを身に着けることで、資本力に乏しい中小経営者の代えがたい参謀として貢献できるのです。

1.中小企業に適合したマーケティングと戦略の知識

2.社長の意識を変えるためのコミュニケーション術

AIがさらに普及し、価値観がより多角化する複雑なこれからの社会において、単に経理や税務を代行するだけの外注下請け作業型の会計支援サービスは、ますますコモディティ(汎用品)化し価格競争の対象になりかねません。

それならば、いまはまだAIや自動化では簡単に代替できない経営者への経営助言サービス、経営戦略のアドバイスサービスに磨きをかけ、他の事務所と差別化できるような専門家としての立ち位置を確立できるように努力していくことが肝要です。

本書では、これまで100人を超える税理士先生の経営相談に乗ってきた経験と、独立開業以来20年以上にわたって中小企業経営者の悩みを一緒に考え解決してきたコンサルタントの立場から、「成功する税理士参謀」の在り方の基本についてわかりやすく解説いたしました。

◎主要目次
まえがき
●第1章 経営参謀の役割
1 社長の仕事
2 税理士の仕事
3 社長の現実
4 経営参謀が必要なワケ1
5 経営参謀が必要なワケ2

●第2章 人格の重要性
1 中学生の正論
2 信頼残高がすべて
3 ぶれない人になる
4 捨てる勇気
5 優秀な会社に共通しているポイント
6 答えは社長の中にある
7 リーダーとマネージャーの違い

●第3章 マーケティングとイノベーション
1 マーケティングの定義
2 マーケティングは主人
3 利益はお客様から
4 困ったらお客様に聞け
5 粗利がエネルギー源
6 顧客か社員か
7 顧客は誰か?
8 社長の仕事の8割は戦略作り
9 イノベーションとは何か
10 イノベーションを会社に起こす方法

●第4章 ミッション
1 ミッションの重要性
2 ミッションとゴールとビジョンと事業計画の関係
3 顧客を絞り込む
4 ミッションの決め方

●第5章 戦略
1 戦略と戦術の違い
2 ランチェスター戦略とは
3 商品戦略
4 営業戦略
5 地域
6 顧客ルート
7 新規獲得と顧客維持
8 新規顧客獲得の方法
9 BtoBで高額な専門個別商品を売る場合
10 やや高額の汎用品1を売る場合
11 最も商品単価が高い汎用品2を売る場合
12 顧客維持の方法
13 組織戦略の位置付けと組織階層
14 会計の視点で見た企業の3目的

●第6章 経営計画
1 経営計画
2 利益計画の作成
3 各種計画の作成
4 手軽に3ヶ月の実施計画を作る
5 コーチ型コンサルティングの実践と9ステップ

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