もかさん:最初は「簿記はパズルだ」と言われても、よくわからなかったのですが、最近になって、その意味がよくわかってきたと思います。
たとえば、竹とんぼのすごく難しいものがわかると日計表がわかるので、パズルでいうと、この絵柄がわかったら、その隣にくる絵柄がわかるような、そういう感じで簿記はパズルだと思っています。
りょうたくん:日計表などの色々な表の役割や書き方がわかると、その表の便利さや大切さがよくわかるようになりました。
柴山:第8週のキッズBOKIでは、閉店の後に、もうひと仕事頑張ろうというお話です。
「えー、柴山先生、また何かやるの?」と思う方もいるかもしれませんが、あと10分、20分のもうひと頑張りが、商売繁盛に繋がるのです。
具体的には、帳簿で今日1日の取引を振り返ります。
たとえば、売上、仕入、経費の支払いなどの取引ごとに、領収書などの色々な資料が出てきますが、そういった資料を確認しながら竹とんぼの勘定科目に数字を写していくという作業をします。
そして、竹とんぼにすべての数字を写し終わったら、集計表というものを使って1日の取りまとめを行います。
日計表という言葉がありますが、これは第8週の新しい道具です。
毎日作業するのは面倒ですが、長い間溜め込んで1年分を1度にまとめて作業するのは大変です。
宿題と同じで、毎日コツコツやることが大切なのです。
そうすることによって、最後の作業が楽になるのと同時に、今日1日を振り返るいいチャンスになります。
1日1日をきちんと振り返るのと、全く何もしないのとでは、商売が繁盛する可能性が違ってきます。
第8週で、閉店後の大事な手続を学んでください。
キッズBOKI、来週も楽しく勉強しましょう。
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