これは商工会議所の地域によって違うと思いますので、東京23区はもう少し遅いと思いますが、もうすでに場所によってはどうやらぼちぼち日商簿記検定1級の合格発表も始まっているらしいということです。
この間の138回の1級というのは、工業簿記・原価計算は毎回普段通りに勉強をしていれば8割、50点満点中40点ぐらい計算できる問題でした。
今回は会計学の第2問で連結包括利益計算書が出題されました。
普通の人はほとんど計算のトレーニングをしないところだったので、あそこまでトレーニングをしていれば大したものです。
あれができるのは多分会計士の勉強をしている人でなければ無理ではないかと思います。
普通に1級をやっていたら、ほぼ99%無理だと思います。
それでいいのです。
出題者の方も多分そこを見越していますので、初めて出題されてそんな簡単にできるわけありません。
なので、おそらくあそこは空欄もあったので、勘定科目をしっかり書けばそれなりに合格点をあげるというメッセージだと思います。
次回は多分、連結包括利益計算書の計算問題もできるようになってほしいという意味も込められていると思われるので、今後専門学校や一般の問題集でも計算問題として入ってくると思います。
柴山会計もその辺りの対応について考えています。
なので、今後はいろいろな傾向に対して計算問題などの補講、補足ということでご用意しようと思います。
そうはいっても、この間の連結包括利益計算書の数字が埋まらなくても勘定科目をしっかり書いてくれれば部分点を取れますし、あとは、会計学はほぼあそこは本質は理論問題なのです。
なので、理論問題で17点か18点狙えたと思います。
あとは、商業簿記も基本的な計算問題の部分を取れていれば、17、18点取れたと思いますので、実は商業簿記・会計学でもあの問題は35点狙えたのです。
商業簿記・会計学で35点取って、工業簿記・原価計算で40点取れれば、合計75点ということで、ほとんど柴山式が想定する75点、あるいは80点程度で受かるということは可能です。
ちなみに工業簿記・原価計算は、工業簿記は満点取っている人もいましたので、例えば、工業簿記・原価計算で45点取れば、80点狙えたのです。
そうはいってもなかなか本番で力を発揮できないと思いますので、商業簿記・会計学の最低目標は15点15点。
商業簿記・会計学は15点15点で30点以上、工業簿記・原価計算は40点以上、合計70点以上が現実的かなという気がいたします。
あなたもぜひ、次回の1級を頑張ってみてください。
次の合格者はあなたです。
ぜひ、日々楽しんで簿記1級の勉強をしましょう。
ここまでご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
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