難しいことを、しようとしなくてもいい!

がんばろう日商簿記2級合格、今回は「難しいことをしようとしなくていい」というテーマでお話をしたいと思います。

いよいよ、日商簿記検定試験まで残り2週間を切りました。

ここからは1日3時間くらい勉強される方もいらっしゃるかもしれませんが、そうすると、本試験まであと約40時間勉強ができます。

これだけの時間があれば、かなりの量の総合問題を解くことが出来ます。
1回につき見直しを入れて3時間だとして、10回分くらいは解けます。
柴山式の2級講座を受講されている方は、総合問題を1回か2回分やって、あとは、基礎固めとして、テキストに載っている問題を中心にやっている方もいるかもしれません。
試験回にもよりますが、2級の場合は、過去問をそれほどやらなくても受かる可能性は十分にあります。

本試験の時間配分に慣れるためにも、総合問題は1回か2回は解いてほしいのですが、どうしても過去問をやる時間が無い方は、柴山式の練習問題を徹底的にやってください。
大事なことは、難しいことをしようとしないことです。
簡単な問題を落とさないという考え方で1級も2級も受かる可能性が高まります。
もちろん、巡り合わせもあるので、極端に難しい回は別です。

2級でも、合格率が10パーセントを切るか切らないかという回もあります。
そのような時はどうしようもありません。
1級でも合格率が5パーセントを切る時があったので、そのような回に当たったら、運が悪かったと思えば良いのです。
平均的な合格率の問題が出たときには受かりましょう、ということです。
簿記検定は年3回ありますから、1回目がダメでも、多くの場合は次に受かります。
大事なことは普通のレベルの試験のときに7割から8割が取れるような力をつけることです。

残り2週間でやることは、難しいこと・新しいことには手を出さないで、今までやってきたことの精度を高めることです。
基本を固めましょう。

2級であれば、第一問対策の仕訳です。

50・60ある仕訳をきっちりマスターします。
そして、総合問題を2・3回解くぐらいで受かっている人もいるので、それでも大丈夫です。
もちろん、時間があれば過去問をどんどん解いてほしいのですが、優先順位としては、柴山式ならば商簿と工簿の問題をしっかりマスターしてください。

そのうえで、総合問題は最低2・3回はやって、本試験形式に慣れてください。
限られた時間で基本問題をしっかりとマスターして、総合問題または過去問を最低2・3回は解いて、さらに時間があれば過去問5回分を4回転ぐらいできればベストです。
あなたの持ち時間に合わせて、できることをやりましょう。

難しいところから入らず、簡単なところからやってください。

2級はほぼ全員が受かる試験ですので、受かるまで諦めないでください。
明るい気持ちで、出来るところからコツコツやっていきましょう。
がんばってください。

私はいつもあなたの2級合格を心から応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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