日商簿記検定1級ならば、連結や企業結合、企業結合というと合併、株式交換、株式移転、会社分割、このあたりを過去問や例題で一通りおさらいしておくといいかなと思います。
それから連結の基本的な処理をもう一回確認しましょう。
工業簿記も、過去問の文章が長いやつを一回やってみるとか、自分の苦手な論点を中心に例題とか過去問を潰しましょう。
日商簿記検定2級の方は工業簿記、商業簿記、自分の苦手な論点をもう一回潰す。
それから過去問とか総合問題を、いままで自分で解いてきたものを見直してください。
苦手な論点を潰すのが今日一日ということですね。
あとは本試験の時間配分ですね。
3級の方はなんといっても第一問の仕訳、第三問の試算表、第五問の精算表、この3つで8割以上は取るということが大事になります。
第二問と第四問は全部合わせて半分ぐらい、最低でも20点満点で5点から10点ぐらい取れるようにすればいいと思います。
第二問、第四問よりも大事なのは第一問、第三問、第五問、仕訳、試算表、精算表です。
それぞれの級に応じてがんばりましょう。
本試験当日の注意事項なんですが、1番、試験会場には30分以上早く着きましょう。
早めに行ったほうが落ち着けます。
2番、問題文をいつも以上に落ち着いて読んでください。
3割ぐらい注意力を増しましょう。
問題文を読み違えてしまったら、いくら正しく処理をしても受かりません。
問題文を落ち着いて読みましょう。
3番、これは大事です。
知らないことが出ても気にしない。
本番の試験というのは2つや3つは知らないことが出ますから。
特に1級は出やすいので、知らないことがあっても気にしない。
知らないことというのは、知らない用語とか知らないテーマのことです。
4番、これは3番とも関係しますが、30点は落としても良いので、30点を超えて知らないことが出るというのはそう滅多にないので、知らなくてもせいぜい5点か10点だと思って先に飛ばす。
できるところから取るんです。
本来はそこに多く配点が偏るはずですから。
特に1級。
あらためて4番ですが、30点まで落としてもいい、70点取れば受かるのだから、30点までは落とせる権利があります。
5番、時間配分を守りましょう。
3級の場合は第一問が10分、第二問が10分、第三問が40分、第四問が10分、第五問が40分です。
2級の場合は第一問が15分、第二問は25分、第三問は45分、第四問は15分、第五問は15分。
つまり工業簿記は15分+15分で30分です。
1級の場合は商業簿記がだいたい55分、会計学が35分、工業簿記と原価計算は問題を見て、難易度によって振り分けますが、45分+45分をベースにして、取れるところから取ってください。
6番、結果を恐れず今に集中しましょう。
この6つを気をつけてください。
できるだけ、あなたの力を出して、点数を1点でも多く取ってください。
最後に私からのメッセージです。
「第141回、頑張れ!byしばやま」ということで、
2015年11月14日、明日はいよいよ試験、頑張れ!と、この筆ペンの言葉であなたを送り出したいと思います。
ぜひ、明日は、結果を恐れず、ベストを尽くしてください。
私はいつもあなたの日商簿記検定合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
頑張れ!
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前日なので最後まで苦手だった論点は潰す。