忙しい方が多いと思いますが、少ない時間で効率良く日商簿記検定で70点以上を取るためには、教材を1つに絞って徹底的に繰り返す有効な勉強法ではないかというお話です。
1月11日に、岐阜県から柴山式1級を受講して1発で受かったマエムラショウさんという20代後半の男性に、東京の高田馬場までお越しいただいて、コーチングセミナーでスピーチをしていただき、その後、個別にインタビューをさせていただきました。
その時にも出たお話なのですが、マエムラさんというのは、インプットが多い大手のカリキュラムで1度やろうとしたのですが、当時は勉強のモチベーションがあがらずに、インプットの段階で挫折をしてしまったという苦い経験がありました。
そのときは上手く合わなかったのですね。
もちろん、大手専門学校のカリキュラムは情報量が多く、素晴らしいものなので、あれをしっかりこなせれば合格は可能なのです。
しかし、人によってはインプットの量が多くて難しいという場合もあります。
マエムラさんもそのような状況になって勉強を中断したという経緯があって、その6年後、2013年7月から勉強をスタートして、当初は1年の予定だったのが、4か月程度の学習時間で短期合格をされました。
当然、短期合格をしようと思ったら、色々な教材に手を出す時間はないので1つに絞ったのですが、その時の教材がこの柴山式の1級講座だったのです。
市販の教材や大手専門学校のテキストは、商業簿記・会計学と工業簿記・原価計算でそれぞれ1,000ページ程度、合計2,000ページの量があります。
それに加えて、個別問題集も1,000ページくらいあるので、すべて合わせると3,000から4,000ページのボリュームになります。
それをこなす時間とエネルギーがあれば、誰でも合格は可能です。
こなせるかどうかで考えればいいと思うので、あなたの学習環境に合わせて選択してください。
今は色々な勉強法がありますし、どれも合格の実績はあるはずです。
あなたに合った勉強法を選べばいいのです。
その他に大事なことは、テキストと個別問題をやった後に、過去問などの総合問題練習を200時間程度こなす必要があります。
これが大事なのですが、ここまでたどり着く前に息切れしてしまう人が多いのです。
通常、商簿・会計だけで1,000ページあるテキストが、柴山式の場合は300ページ弱です。
工簿・原計も通常は1,000ページあるところが、柴山式では250ページぐらいです。
2つ合わせても550ページぐらいなので、一般的なテキストのほぼ4分の1に削っています。
4分の3を削るというのは勇気が無いとできないことです。
マエムラさんも「これだけの量で大丈夫なのか?」と思ったそうです。
大手専門学校のテキストを一度見ているので、「本当にこれだけでいいのか!?」「俺は騙されているんじゃないのか!?」と思って、かなり不安だったらしいのですが、コーチングによって、不安を取り除くためのメンタルのケアをしました。
このテキストを愚直なまでに3回以上繰り返して、ほぼ完璧にマスターして、例題もほぼすべてAランクにして本試験に臨んで、見事1回で合格しているのです。
ちなみに、柴山式のテキストには個別問題集も含んだ状態で合計550ページです。
通常はテキストの他に個別問題集があって3,000から4,000ページなので、5分の1から6分の1まで圧縮しています。
この2つのテキストを徹底的に繰り返して、10回以上の過去問を3回転以上やって、ほぼどれも出来るようにしていただければOKです。
私の20年以上の講師経験から、70点以上を取るのに無くてもいい部分は思い切って削っています。
柴山式の場合は、テキスト2冊と、10回から14回分の過去問を3回転していただければ、多くの方がこれまでに合格しています。
そして、今回は嬉しいことに、第135回の1級合格体験記を申請していただいた方が、マエムラさんを入れて5名いらっしゃいます。
それまでは、合格はされているかもしれないですが、合格体験記を寄せていただける方があまり居ませんでした。
しかし、今回は5名の方が合格体験記の申請をされましたので、今までよりも多く、合格者の学習方法について生の事例をご紹介できます。
柴山式では実際に合格された方の生の声を豊富に揃えていますので、そちらも参考にしながら、あなたに合った勉強法を探してみてください。
合格体験記はこれから順次アップロードをしていきますので、合格者の勉強法や苦労話などを読んでいただいて、モチベーションを高めて、明日からの勉強に繋げてください。
私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。
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