マエムラショウ氏(以下、マエ):3回転目の全14回の平均が83点です。
柴山政行氏(以下、柴山):最終的には何回転ぐらいしたのですか?
マエ:5回転しました。
柴山:5回転目の点数はどれぐらいでしたか?
マエ:おそらく9割ぐらいです。
4回目で90点がほとんどでした。
柴山:その状態で本試験を受けてみてどうでしたか?
マエ:工業簿記に関しては出鼻をくじかれてしまって、戸惑った部分もあるのですが、柴山式のテキストと過去問のおかげで、何とか対応できました。
柴山:柴山式の講座とコーチングを受講して、良かったところは何でしょうか?
マエ:自信がつきました。
合格体験記にも書きましたが、人生で初めて全身全霊で打ち込んで勝利したことなので、嬉しかったです。
柴山:ご自身が考える、短期合格のポイントを教えてください。
マエ:先生の言うことを素直に聞くことだと思います。
柴山先生は何十年も講師をされてきていますし、経験も豊富なので、そういう方のお話を素直に聞くことが大切だと思います。
それと、初めて1級を受け、挫折した時は「なぜこの資格を取りたいのか」という根本的な気持ちが弱かったのですが、5・6年経ってから動機づけが強化されたので、粘り強く頑張ることができました。
柴山:これから1級合格を目指す方に対してメッセージをお願いします。
過去問だけでもかなりの知識をインプットするので、この2つで70点を取る戦略を立てたほうが良いと思います。
柴山:マエムラさんは4か月という短い期間で合格しましたが、当初予定していた1年スパンで勉強をしていたら、80点を目指すこともできたかもしれませんね。
だから、まずは70点を目指す勉強をして、余裕ができたら8割・9割を目指すという方法で良いということですね。
最後に、この動画をご覧になっている方に向けて一言お願いします。
マエ:勉強していて辛いこともあるかと思いますが、必ずその努力が報われるときが来るので、毎日勉強を続けることが大切です。
簿記は技術ですので、寿司職人などと同じで、「簿記職人」となって毎日コツコツ続けることが大事だと思っています。
柴山:今回は、マエムラさんから135回1級に1発合格をした秘訣と、ご本人のストーリーをお伺いしました。
今回は貴重なお休みの日にわざわざ遠方からお越しいただきまして、ありがとうございました。
マエ:ありがとうございました。
柴山:……人前でこういう体験談を話すというのはどうでしたか?
マエ:初めてでしたので、緊張しました。
柴山:今後、また東京へ来る機会はないのですか?
マエ:会計士に受かったら来るかもしれないです。
柴山:監査法人に行きたいですか?
マエ:東京会に入りたいです。
柴山:私も一応東京会にいますから、ぜひ来てください。
5月の短答式の合格を楽しみにしていますので、頑張ってください。
今回はありがとうございました。
マエ:ありがとうございました。
PREV
第135回 4カ月一発合格! 簿記1級合格体験談4/5
|
NEXT
メールコーチングを利用しながら家事と仕事の合間に学習して主婦が1級合格!第135回日商簿記検定1級合格体験記(K.S.様)
|