柴山式1級講座はインプットが非常に短く、一般の専門学校や市販のテキストと問題集はそれぞれ1,000ページぐらいで、合計2,000ページあります。
ところが、柴山式の場合は問題集も兼ねて商業簿記・会計学で300ページ弱、工業簿記・原価計算にいたっては248ページしかありません。
これだけ短いと早く回転できるので、たくさん練習ができるのです。
最近の話ですが、2015年6月の140回試験で2級に合格してから、4か月で1級に合格した方がいらっしゃって、その方が原価計算で満点を取りました。
柴山式では、2級も1級も、工業簿記で満点を取れる人が多いのです。
これには色々な理由が考えられますが、3つの理由を挙げてみました。
先ほど申し上げたとおり、テキストは248ページという、通常の4分の1以下の薄さになっています。
以前インタビューを受けていただいたマエムラさんやナイトウさんも「こんなに薄くて大丈夫なの!?」と思ったぐらい、思い切って薄くしました。
授業時間も、通常ならば90時間ぐらい必要なところを、厳選して20時間にしています。
通常のカリキュラムで1回転終わる頃に、柴山式では4回転ぐらいできてしまいます。
厳選したインプットで、短期多回転できて、無駄なことはやりません。
滅多に出ないような、似たような知識を4つも5つも勉強したら、混乱してしまって大事な1個がわからなくなってしまうので、あまり出ないものは思い切ってカットして大事な1つしかやりません。
まずは7割を取るために必要なものをしっかり取るための、大事なことしか載せていません。
これができれば十分に7割は超えられます。
しかも、工業簿記・原価計算は、回によっては25点満点を取れるほどの内容になっています。
これをやってまだ余裕があるようであれば、より難しいことをやればいいのであって、基本的なことで十分25点を狙えることもあるのです。
厳選したインプットで無駄なことをしないので、かえってクリアに、大事なことだけを勉強することができます。
これは柴山式の一番のノウハウで、特に工業簿記・原価計算で威力を発揮します。
3級・2級から柴山式を受講されている方もいらっしゃいますが、もちろん、1級から柴山式を始めても十分間に合います。
たとえば、十字を切った左上がⅠ資産、右上がⅡ負債、右真ん中がⅢ純資産、右下がⅣ収益、左下がⅤ費用のエリアになります。
これを使った勘定連絡を2級の工業簿記からやっていますし、1級から入った方でも間に合います。
勘定連絡がわかれば工業簿記はなんとかなります。
柴山式総勘定元帳は絶対的なポイントです。
これがあるからこそ、20時間ぐらいのインプットでも25点満点を取る受験生がコンスタントに出るのです。
一般的な専門学校の教材や市販本では個別問題で200問以上用意するのですが、柴山式は71個を完璧にしていただければ7割か、場合によっては満点も狙えます。
これを完璧にしていただいた上で過去問をやって、さらに余裕があれば、柴山式では総合問題をPDFのデータで提供しています。
実は、141回の工業簿記は、柴山式の総合問題の第1回をやっていればそれなりに点数が取れました。
効率良く、絞りに絞った71個の例題と過去問をやれば、合格できる力は十分につきます。
過去問は10回から14回分を4回転か5回転し、苦手なものはピンポイントで10回転します。
短期多回転をすることによって、工業簿記・原価計算で毎回のように満点かそれに近い高得点をされる方が出てきます。
柴山式で工業簿記・原価計算を得意にする人がとても多いので、特に工簿・原計に不安のある方は柴山式の1級講座で効率良く高得点を狙う勉強法を参考にしてください。
ご自身で選んだ勉強法に自信を持って繰り返す、短期高い点が大事です。
私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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