第142回受験生の方へ!本番での下書きの使い方

がんばろう日商簿記3級合格、今回は「本番での下書きの使い方」というテーマでお話をしたいと思います。

実際の試験では、A4程度の大きさの紙が1枚配られますが、これをいかに有効活用するかということも合格率を高めるポイントです。

明日は第142回の試験なので、それに合わせて実践的なお話をしたいと思います。
本番で、問題用紙・解答用紙・下書き用紙に不足がないかを確認したら、すぐに下書き用紙を真ん中で2回縦に折ります。

この作業は、「さあ、がんばるぞ」という「儀式」だと思ってください。
折った紙を開くと、縦に4つの線が入ります。

そして、私ならば、フリーハンドでいいので、表と裏の真ん中に軽く線を引きます。
ゆっくり線を引くことで集中力を高めます。

折り目をつけたことによる4つのエリアがあって、真ん中には線を引いた状態です。
簿記3級の場合、表側の左上が第一問、左下が第二問、右側は第三問のエリアにしてそれぞれ①、②、③と番号を振って、ここに下書きの仕訳を書きます。

勘定科目を書くときには、簡単な漢字はそのまま書いても構いませんが、いちいち漢字で書くのは時間がかかる場合もあるので、たとえば現金ならば「ゲ」、預金は「ヨ」売掛金は「う×」、買掛金は「か×」のように、略して書きます。

下書き用紙の裏側には、左上が④、左下と右側すべてが⑤とします。
このように、本番前に一度下書きの練習をしてみてください。

機能的ですし、折ったり線を引いたりする動作で心を落ち着けることができると思うので、下書き用紙を4つに折る活用法を実践してみてください。

これは簿記2級でも使えます。
頑張ってください。

私はいつもあなたの合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

PREV
第1問・第3問・第5問の仕訳をマスターしよう!
NEXT
第142回 日商簿記3級の感想と講評