特に、自分の苦手な論点を勉強するときに、受け身でやっているとつまらないので、人に説明するつもりで学んでみるといいです。
たとえば、1時間ぐらい読んだ内容を隣の人に説明してみたり、同じ勉強をしている仲間に10分ぐらい説明してみます。
説明してみようと思って勉強すると、集中の仕方が変わってきます。
知識のポイントを掴むようになって、重要なこととそうでないことの、知識の階層を自分でつけてわかりやすく説明しようとするので、違った視点から苦手なテーマを見ることができるのです。
簿記2級のテーマのなかから、お互いに説明をし合うのです。
そして、その説明でわかりにくいところの質問を受けるのです。
そうすると、わかりにくいところは自分がきちんと理解していないから十分に説明ができないとみることもできます。
得意なテーマでやってもいいですが、それだと色々なことを話しすぎてしまうので、苦手なテーマを選んで、5分か10分で説明をしましょう。
5分の中で全体像を教えたり、そのテーマの中の1つの内容をピンポイントで教えるということをやってみてください。
教え合うことは非常に勉強になりますので、たまには他人に説明をしてみるのもいいと思います。
簿記2級だったら、本支店会計の内部利益の話とか、未達取引の話とか、工業簿記の直接原価計算と全部原価計算の違いとか、標準原価計算とは何かとか、そういったものについて、自分でキーワードを書いて、それを繋げて説明する練習をするのです。
すべてを文章にして書いてはいけません。
ポイントのキーワードを抜き書きして、5分から10分で説明するという練習が役に立つのです。
苦手テーマを克服する1つの突破口になります。
私はいつもあなたの日商簿記検定の合格を応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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