したがって、まず考えることは、人がやっているときには同じようにやる。
能力的に差が無いならば、これで「引き分け」だと思います。
受験生時代、私は他人よりも優れていると思ったことは一度もありませんし、未だに思っていません。
では、そういう人が他の人との差をつけるためにはどうするか?
簡単です。
他の人がやっているときには、やる。
他の人がやっていないときにも、やる。
以上です。
これしかないのです。
やり方の工夫ということもありますが、私の経験から、合格している方のほとんどはこのやり方をしています。
人がやっているときには当然やるけれども、人がやっていないときにもやるのです。
ここで差がつくのです。
だから、私は、ゴールデンウィーク、年末年始、3連休、祝日…こういった日は大好きでした。
なぜかというと、他人と差がつけられるからです。
周りが遊んでいるとき、周りが休んでいるとき、私はその時間が大好きでした。
そのときに勉強するだけで、差がつくからです。
みんながやっている授業時間や、みんながやっている仕事時間は差がつかないので、引き分けです。
私は、そこで人より上手なやり方をしようとは思いません。
“How to”ではないのです。
これだけです。
これで受かります。
簡単です。
他の人がやっていないときに、1つでも多く努力をしてください。
勉強にノウハウはありません。
大事なことは、人がやっていないときにやる。
ただこれだけで差がつくのです。
人と違うことをすることでしか差はつきません。
なので、逆に、自分が遊んでいるときに周りが努力していたら負けます。
世の中、能力にそれほど差はありません。
一部には「天才」がいるかもしれませんが、それはせいぜい50人から100人に1人です。
そんな天才は放っておけばいいのです。
人と同じだけやって上に行く人を羨ましがってもしようがないです。
100人中99人は、人と同じことをやっても結果は変わりません。
私は凡人です。
だから、周りが遊んでいるときに努力をしてきました。
簿記検定では、他の受験生が遊んでいるときに、自分は1問でも多く解いていました。
これだけで受かります。
これしか成功法はないです。
これは簿記1級以外にも使えますし、仕事でも同じです。
周りが遊んでいるときに営業の種を仕込む。
営業トークの練習をする。
名簿を見て、1件でも多くお客様のもとを訪れたり、連絡を取る。
周りがお酒を飲んで遊んでいるときや、噂話や会社の愚痴を言っているときに、明日のプレゼン資料を作ったりします。
単純なことです。
周りが遊んでいるとき、休んでいるとき、サボっているときに努力をしてください。
これが一番の成功法です。
私は今年で48歳になりますが、今までやってみたなかでベストな成功法がこれです。
繰り返します。
人がやっていないときに努力をすることが、一番の成功法です。
これで上位10パーセント以内に確実に入れます。
それが半年後なのか、1年後なのかはわかりませんが、日商簿記検定1級に関しては3年も4年もかかることはありません。
せいぜい1年か2年です。
周りがやっていないときにやって、周りがやっていないときにも、もちろんやります。
周りが遊んでいるときに自分だけ勉強していると「なんで自分だけ勉強しているのかな…」と思ってしまいがちですが、そんなことを思う必要はありません。
逆に、私は「ラッキーだな」と思っていました。
そこで10問解いたらあなたの勝ちです。
とてもシンプルなことなのですが、そのシンプルなことができないのです。
もう一度繰り返しますが、「周りがやらないときに、やる」…これだけで成功します。
私の経験上、このやり方をすればまず間違いありません。
騙されたと思ってやってみてください。
凡人が天才に勝つのはこれしかないぐらい大事なことなのです。
しつこいようですが、もう一度いいます。
周りがやっているときには、当然、やる。
周りがやっていないときに、少しでも多くやる。
これだけです。
差をつけるのは、他人より1問でも多く問題を解くことです。
成功の本質です。
まずは、これを簿記1級で実践してみましょう。
「他の受験生は遊んでいるだろうな」と思う時間帯に勉強してみてください。
「“貯金”しているな」と思えるので、気分的にも多少優位になりますので、頑張ってみてください。
応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。
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