これは柴山式1級に限らず、みなさんも独自に工夫をすればできることなのですが、週に1回、自分の活動を振り返ってメールを出してみるのです。
受講生の中でも「こんなことをやりましたよ」というような報告メールを、毎週定期的に出してくれる方がいるのですが、その方のご感想を紹介します。
「毎週、メールで『何ができたか、何ができなかったか』を報告することが、モチベーションの維持に繋がっています。毎日、仕事などで疲れた日や気持ちが乗らない日もありますが、そういう状況でも、週初めにいいメールをするために、『もう少し頑張ってやってみよう』という気持ちに繋がります。怠ける気持ちを頑張る気持ちに変える効果があります。なので、これからも毎週メールを出し続けたいと思います」という報告をいただいています。
他人に発表しようと思うと、いい加減なことができないので、それなりに頑張ろうと思うのです。
「今週は仕事が疲れた」「残業が多かった」「休みたいな」と思っても、「メール報告をするから、あまり格好悪いことはできないぞ」と思ったら、「疲れているけれど、1時間頑張ろうかな」という気持ちになります。
この「1時間の頑張り」が、あなたの実力に直結するのです。
昨日、合格する受験生のタイプについてお話をしましたが、「タイプ1」の方は気持ちの切り替えが早く、自分で工夫できるので、どうやっても受かる人なのです。
しかし、8割から9割の方は「タイプ2」の真面目な人なのです。
できないと真剣に反省してしまいます。
それはそれで良いことなのですが、簿記1級の場合は難しいことが多すぎるので、できないことが多すぎるとストレスが溜まります。
そこで、誰かにメールをすることでストレスを発散させます。
それも、愚痴ではなくて、何をしたかという“良い報告”をしたいと思って頑張るのです。
柴山式簿記1級の場合はメールサポートというものもやっています。
電話だと平日の昼間に限られてしまいますが、メールならばいつでも報告できます。
報告があると、3営業日以内のできるだけ早いうちに「よく頑張ったね」という形でレスポンスします。
自分が出したメールに対して返信がくると認めてもらったという気持ちから「頑張ろう」と思いますよね。
これを「承認」といいます。
やはり、対話は大事なのです。
メールを出して返信かきたら「また頑張ろう」と思えます。
モチベーションを高めることが大事です。
モチベーション維持のための適度な工夫が必要なのが「タイプ2」の方なのです。
これは私宛にではなくても、友達に報告してもいいのです。
友達に「週に1回メール送るから、手伝ってくれない?」というように、お願いしてみるのもいいです。
あるいは、リアクションがなくてもいいので、自分でメールアドレスを作って、そこへ週に1回報告しても構いません。
とにかく、週に1回「こんなことをした」という活動記録のメールを書いて、誰かに報告するのです。
“自作自演”でも構わないので、週に1回、そのような習慣をつけるといいです。
先週の振り返りと来週の目標を週に1回メールで報告するということを、ご自身の勉強に入れてみてください。
リズムよく勉強するための秘訣なので、やってみてください。
特に、真面目でストレスが溜まりやすい「タイプ2」の方は、メールを書くことでモチベーション維持をしてみてください。
私はいつもあなたの簿記1級合格を応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。
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