前を向いて歩こう。
7つの習慣のエッセンスが違った形で言われていると。或いはコーチングの思考もふんだんに入っているので、本質を磨く本としては、逆に言うとこれ1冊でもいいじゃないかなと。
7つの習慣はすごく僕は素晴らしい本だと思うのですが、人によっては量が多くてこなしきれないっていう方がいらっしゃるとするならば、僕は「エッセンシャル思考」でも僕は、代用は可能というと失礼ですが、できると思います。
今の状況よりはかなりスリム化した、整理された、非常にあなたにとって心地いい人生に変わりやすい。これは「エッセンシャル思考」でも出来ると思う。
7つの習慣の話はついこの前にしましたが、これはある意味バイブル的なもので、非常にこれは中身が多いですから、濃いですから、時間かかると思いますが、もう少しスピーディーに人生をもう少し今の動きを効率よくしたいとか、自分の本当に大事なことに時間をかけて自分の望む未来を手に入れたいと思った場合には、僕はこの「エッセンシャル思考」でもかなり人生の生活の質、クオリティを改善することが可能だと思っています。
「エッセンシャル思考」は前にも流行った捨てる技術という言葉がありましたが、捨てるとは何かということをちゃんと理解して、捨てる技術を使わないと本末転倒になってしまう。
まずは自分のあり方が問題。自分がどういう思考回路で捨てる技術を使うのかとか、どういう根本的な思想を持ってあなたが、私が行動するかによってテクニックの使い方も変わってくるのです。
これを7つの習慣ではいわゆる人格主義と言っているのです。人格主義と個性主義という言葉があったと思うのだけど。最初に出てくるのです、7つの習慣では。
個性主義というのは、個性が大事であると。その人その人のカラーが大事だと。これはこれで大事だと。これは枝葉的な発想だとする7つの習慣なのですが、それは置きまして、いわゆる一般的には技術とその人の本質です。
思想とか考え方、あり方とその時その時の技術。どちらも大事なのだけども、より応用範囲が広いのはやっぱり技術よりも汎用性、自分のあり方なのです。
ということで、「エッセンシャル思考」という本は、かんき出版で出されているグレッグ・マキューンさんが書いて、これは高橋璃子さんという方が翻訳されています。
この本で言っていることもわりと人格主義的な考え方に近いと私は思っている。かなりテクニックの話が多いです。テクニックの話をすごくしていますので、使いやすいのはこちらかもしれない、「エッセンシャル思考」。
7つの習慣も使いやすいのだけど量が多いので、どこから手をつけていいか分からないという人が多いと思いますが、「エッセンシャル思考」はわりと読みやすくなっているので、まずはある意味手軽にこういった本質的な自分の人格を磨きたいと思ったら「エッセンシャル思考」をまずは入口。
ある程度本格的にやりたいと思ったときに、7つの習慣というやり方もありだし、ただ7つの習慣自体でも、初心者というか最初の段階から見ても構わないと思う。
ただ本を読むのが苦手だという方もいらっしゃると思う。そうしたら、より薄い方で「エッセンシャル思考」はお勧めです。
僕は、方向性は7つの習慣に近いと思っています。僕はコーチングを学んでいますので、コーチングの視点、あるいは易経も学んでいますので、まだ学びは浅いですが私なりの中国の古典の発想とか、そういったコーチングの発想からこの「エッセンシャル思考」と7つの習慣をみているのですが、非常にリンクするのです。
本質は同じです、根っこのところは。今回「エッセンシャル思考」私が一つこの短い時間でお伝えできるかなと思えるところを申し上げますと、本質はこうだと思っているのです。
物事100%の事があったら99%は今のところ何も考えなければ、非エッセンシャルつまり大事ではないということ。
時間をかけなくてもいいメールチェックをだらだらやってしまうとか、ネットサーフィン、インターネットでぼーっと見てしまうとか、テレビをだらだら観てしまうとか。用もないのに友達と電話で話をしてしまうとか。
ゼロにしろとはいいません。多すぎませんかという。漫画も僕は悪くはないと思うのだけど、必要以上にぼーっとしてしまうとか。娯楽はほどほどのはいいのだけども、度を過ぎたパチンコに行ってしまうとか。博打もそうかもしれませんけど、何でもいいです。
ほどほどはいいのです。度を越した娯楽、過剰やり過ぎ、そういった非エッセンシャルな何とか中毒に近いような形の価値の低い行動というとどうしても流されてしまう。それは気持ちいいから。心地いいから。
自分にとって刺激もあるし心地いいので、低いところに流れるという意味では非エッセンシャルな気がするのです。当面の課題とか。本当は先送りしても大丈夫なものは、当面大事だと思ってやってしまうことがあるのです。非エッセンシャル思考なのです。
或いは、自分が気付いたら楽な方に流れてしまう。
ここに99%あって、これをもって忙しいっていい訳にしている人も結構多いです。本当に大事なことというのは、わりと苦いのです。
これが本当に自分の身に着いた時に、大きな意味で生産性も上がるし、レベルアップするのですけども、ここになかなか気づかない。冷静に振り返る時間もないのです。
落ち着いてじっくりと自分にとって何がエッセンシャル大事なのかっていうことを見つめるっていう。だから週に一回日曜日はじっくり休みましょうっていうのは、休むっていうのは何がエッセンシャルかを、じっと自分と向き合って見極めるという大事な日なのです。
だから休養日も大事なのです。ちょっとそれは違う話ですが、そもそも従来は、自分の持っていう時間が一日24時間。8時間を睡眠に充てるとすると16時間。16時間のうち、ほぼ99%、15時間位はおそらく非エッセンシャルにいっている可能性があるのです。
本当に大事なことってなかなかできない。99%は大げさかもしれません。非エッセンシャル99って言っているから99って言っているだけ。これ8割かもしれない。
どちらにしろ、非エッセンシャルはおそらく80から90。80%以上はこちらかなと。
非エッセンシャルはあえて大ざっぱに言うと、せいぜい全体の2割あるかないか。
要するに、なくてもいいことはいっぱいあって、それが99%が言い過ぎだとするならば8割位でいいです。大体自分の時間の8割位は本当に大事でないかもしれない。2割位しか実は本当に大事なこと、自分にとって有益な事はできていないかもしれない。
それはそれで構わない。それをこれからは例えば逆転して、7、3くらい。
半分以上はエッセンシャルの方に時間を注ぐという意識で、実際にそうできるかどうかは別として、意識の上で非エッセンシャルの2倍。
1対2の法則みたいなものですが、価値の低いことはあえて30%で抑えて、その2倍の7割位を自分にとって本当に大事な、生産性があがるとか、長い目で見て自分を成長させてくれるような、あるいは人間関係を本当の意味で本質的に向上させてくれるような大事なことに目を向けましょうと。
そのためには従来のやり方で8割ぐらいを占めている非エッセンシャルの時間を捨てなければいけない。ここで捨てるというわけです。
本質は何かと言うと、今までの前例で何となくやってきた前からのあまり生産性の高くない、価値の高くないことをもう一回整理して思い切って捨てましょうと。開いた時間をエッセンシャルの方に振り分けましょうという。すごくそういう事を言っています。
編集の技術とか。技術は幾らやっても本質のことが分からないとまずいので、その本質を学ぶ、エッセンシャルの方に目を向けるとはどういう事かということ。
僕は本当にこの一冊に決めるのなら、10回読んでもいいと思うのですが、何度か読み込んでエッセンシャル思考をぜひ身につけてみてください。
これだけでも学校の勉強、会社の仕事、人間関係そして私だったら簿記の資格試験の指導をしていますが、資格試験の勉強にも影響します。資格試験の勉強にもエッセンシャル思考ってあるのです。やっているつもりであまり意味のない勉強ってありますから。
何でもそうなのです。自分が今まで何となく前からの惰性でやってきたことは、本当にエッセンシャルかどうかを見極めるっていうのは、週に一回とかたまに振り返る。
一日に一回振り返ることはありです。例えば一日終わった夜寝る前とか、夜になってから10分でいいから、1%の時間でいいから、今日の一日を振り返る。それがエッセンシャル思考に繋がる第一歩かもしれません。習慣づけです。ぜひ参考になさってください。
今回「エッセンシャル思考」って非常に私はお勧めの本だと思います。
ご参考になさってください。
私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
PREV
3月スタートで「第140回の簿記3級・簿記2級同時合格」は可能です
|
NEXT
各ステップにあった学習の心構え
|