前を向いて歩こう。
ここでは、会計士業のほかに経営の士業もしています。特に中小企業の若い社長さんとか、そういった2代目の後継者の方などに社長研修する。
或いは会社の中にあって社長さんからご依頼を受けて従業員の方のコーチング研修、コミュニケーションスキル、或いはマネジメント研修なども必要に応じてやっています。
こういうふうに会社の方で、私が色々と研修とかをする。或いは指導をする。その他に一般的に簿記検定、或いは税理士試験、公認会計試験を将来目指している方など向けに、会計のある程度の専門教育、或いは簿記の教育などもしています。
こういった様々な形で教える立場にあるのですが、やはりなんといっても最後にものをいうのは、その人の努力の量。この場合の努力の量というのは、アウトプットの練習です。
ただアウトプットといってもインプット、知識の確認も入っていますので、インプットとアウトプットは同時みたいなものです。ただしやはり、やや比重が多いのはアウトプット。練習、練習。努力の量です。
知識を学ぶのも大事です。インプットも大事ですが、ある程度インプットしたらどんどんどんどんその知識を使います。知識を使って、使って、使いまくる。この使うという行為の圧倒的な反復繰り返しこそがあなたの自信の源なのです。
圧倒的な練習をしましょう。これだけ私は努力をしたのだ。これだけ練習をしたのだ。本を読むだけではなくて、本を読むのも大事です。あとは問題を解きます。練習をします。
本を読むときは理論対策になりますが、キーワードを覚えます。キーワードを覚えて書けるようになります。ときには音読します。そして、次に練習問題を解きます。これは過去問を解きまくります。或いは例題を解きまくります。
このようなとにかく練習、練習、練習。そして覚えたキーワードを紙に書きます。あるいは自分で言います。アウトプットを徹底することです。ある程度の理解は半分でもいいです。
例えば日商簿記検定一級なら連結会計の論点がすごく難しくて、部分的には訳が分からなかったりするのです。訳分からなかったら、まずは丸暗記でいいから。部分的な丸暗記でOKです。
全てが全てを暗記することも難しいです。どちらも極端ではまずいです。大体ある程度理解をしたら、あとは分からない部分は最初は暗記でいいですから。
そして練習、練習、また練習で練習を徹底的にやっていると、練習のその先に、ああこういう事だったなと、あなたなりの大まかな理解ができるようになります。そのうちに何となく腑に落ちますから大丈夫。理解は半分で結構。それが今の能力だからいいのです。
今の能力を超えて深く理解しょうと最初から焦るから辛いのです。今の能力に応じた大体の理解でいい。そのうちに能力が上がってくれば、努力で処理能力が上がってくれば、そのうちに理解が深まります。理解と処理能力は比例しますから。
今の処理能力で理解できることって基本的に決まっているのです。今できる範囲のことで理解する。処理能力が伴わないのに、理解ばかりしようとするから頭でっかちになっちゃうわけです。理解と処理能力は比例します。
そして処理能力が先にきます。理解は後からついてきます。だからどんどん処理しましょう。処理というのは練習、練習、また練習。頑張ってください。
これは勉強に限らず仕事でもそう。仕事もやっていろんな実践を練習して試して、そして失敗をしたり、そして考えたり改善したりしながらだんだん仕事の実力も上がっていきます。
理解も大事。そして処理能力も大事。理解と努力、でも若干努力の方を少し多くしてください。2倍3倍多くしてください。練習、練習、また練習。これこそがあなたの圧倒的な自信になります。これだけ頑張ったのだから私はうまくいく。そう思ってください。
私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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