あきらめないで、何度でもトライしよう!このようなテーマでお話しをしてみたいと思います。
よく、失敗したという言い方をしますが、失敗とは何かということで、『失敗』の定義について考えていきたいと思います。
よく、イメージとして捉えられるのが、思い通りにいかなかった、思った通りの成果が得られなかった、思い通りの結果が得られない、そういった状態を失敗したと考えるかもしれませんが、実は、それは失敗の本当の姿ではありません。
では、どのように考えるかと言いますと、失敗というのは思い通りにいかなかったことを失敗というのではありません。
本当の失敗の意味は、本人がもうダメだとあきらめた状態。
もうダメだとあきらめた状態、それを失敗と言います。
従って、失敗か成功かの選択権はあなたが持っています。
失敗というのは、誰かの指図で決まるものではありません。
世の中の環境で決まるものでもありません。
あなた自身の受け止め方で失敗という状態が決まるのです。
あなたが「もうダメだ」と思ったときが失敗です。
これは、本当に検定試験、資格試験でもそうです。
何回受けてもいいのです。
10回受けてもいいのです。
8回失敗したら、9回トライすればいいのです。
9回目もダメならば、10回目の挑戦をすればいいのです。
10回目がダメならば、11回目のトライをすればいいのです。
いいではないですか。
エジソンだって、何千回も失敗したということです。
とするならば、1000回失敗しても1001回目に思い通りの結果が得られればいいではないですか。
それまでの1000回は試行錯誤だったと。
従って、やはり、失敗というのは、思い通りにいかなかった、これは何度でも言います。
それは失敗ではありません。
ただ思い通りにいかなかった、このやり方ではうまくいかないという発見なのです。
思い通りにいかなかったというのは、ある意味、これは発見と見ればいいのです。
そのやり方では思い通りにいかないという発見と考えればいいのです。
そうすると、前向きです。
そのやり方では結果が得られないという発見。
では、それの違うやり方を試せばいいということで、いろいろやり方を試して、工夫をします。
この工夫を止めようと思う、あなたの気持ちが生じたら、それがダメだとあきらめたときの失敗という状態です。
失敗というのは、あなたが決めればいいのです。
ですから、あなたがあきらめなければ、それは失敗ではありません。
すべて、成功の途中経過なのです。
どうでしょうか。
失敗とは自分が作り出したイメージなのです。
自分が決めて失敗となるわけなのです。
従って、1回や2回、思い通りの結果が得られなかった。
例えば、日商簿記検定1級を60点台で続けて落ちてしまった、60点、その次も60点、場合によってはその次は点数が落ちるかもしれない、気にしない。
2回や3回の失敗、どうってことありません。
5回10回、トライしてみて最後、成功すればいいのです。
日商簿記検定3級2級でもそうです。
キッズ簿記の勉強をしてくれた小学生の子ですが、69点を取って、すごく落ち込んだ、だけど、次、頑張って、1点プラスして70点取って受かった、というのもあります。
思い通りにいかなくても、一生懸命頑張ったのに、思い通りにいかなかった。
いいではないですか。
それも一つの貴重な経験です。
一生懸命頑張っても結果が付いてくるとは限りません。
こういう厳しい現実をきちんと受け入れる、そういった器の広さが手に入れば、あなたはまた高いレベルに行けるということです。
努力をしたからといって、結果が出るとは限りません。
努力をして、結果が出ないことを他人のせいにするとか、あのやり方が悪いとか、教え方が悪いとか、環境が悪いとか、人のせいにしないことです。
結果が出ないというのは自分が受け止めて、もう1回真摯な気持ちで謙虚な気持ちで努力を続けて、最後に思い通りの結果が得られればいいではないですか。
途中で思い通りにいかないからといって、簡単に投げやりになったり、ふてくされてしまったりしないで、すぐに投げやりにならない、思い通りにいかなくても、それは失敗ではありません。
同じやり方をすると、結果が出ない確率が高いという新たな発見になればいいのです。
そして、最後、「もうダメだ」とあきらめなければ失敗という状態はやってきません。
従って、あなたの気持ち次第であなたの人生に失敗というのはなくなるのです。
ということで、是非、失敗というのは「もうダメだ」と思ったときが失敗。
そのやり方ではうまくいかないから、別のやり方を探そうと考えれば新しい発見、新しいやり方を工夫するために旅に出たと思えばいいのです。
従って、失敗というのはあなたの気持ち次第である、ということを繰り返しお話ししたいと思います。
これはややもすると、今そう思っていても、また1週間後、半年後、1年後、忘れてしまうのです。
常に失敗とは何か、自分の気持ち次第なんだよ、ということを知っていただければと思います。
もうダメだと、あきらめなければそれは失敗ではありません。
単に思い通りにいかなかったやり方の発見なのです。
新たな発見だと思えばすべて前向きに取られます。
是非、頑張ってみてください。
特に日商簿記検定3級2級、そして、簿記1級になると2級よりもさらに難しくなります。
そうすると、簿記1級というのは大変難しい、「あー、もう自分には合わない」と思ってしまいますが、簡単にあきらめないことです。
あきらめ癖がついてしまうと、いろいろなところで損をします。
日商簿記検定1級なら、日商簿記検定1級を必ず誰もがコツコツ頑張ればいずれ合格レベルに到達できます。
ほとんどの方は合格レベルに到達できる素質を持っています。
あとはいつあきらめるか、あきらめる心の準備をしていませんか、ということです。
もうダメだとあきらめたときに失敗という状態がやってきます。
あなたの心持ち一つです。
是非、頑張ってください。
私はいつもあなたの成功を心から応援しております。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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