簿記の過去問対策の第一歩は仕訳問題を過去10回分マスター!

がんばろう日商簿記3級合格、今回は「簿記3級の過去問対策の第一歩は仕訳過去10回分から」というテーマでお話をしたいと思います。

2月23日に実施される136回の試験を受ける方もいらっしゃると思いますが、1週間あれば一気に50点や60点上がることもあります。

過去の私の経験では70点上がったことがありますが、そうなると1週間で合格できる可能性もあります。

本当に勉強が苦手でまったくできていないという方や初心者に近い状態でも、本気でがんばれば今からでも間に合うので頑張ってみてください。

まず、簿記3級の出題形式について説明します。
第一問は仕訳5個です。

1個4点なので、4点×5で20点です。
時間は15分で、16点は取りたいです。

第二問は補助簿などが出ますが、ここは範囲が広いので対策が後回しになってしまうかもしれません。

大事なのは第一問、第三問、第五問です。
第二問と第四問は直前3日などで、過去の本試験問題で、最近出ていないもので基本的なことをやればいいです。

補助簿は予想が外れても構いません。
第二問と第四問は合わせて20点中4・5点も取れれば大丈夫です。
伝票は出る可能性が高いので、出やすい論点を中心にやってください。

補助簿は10点で10分ですが、半分取れればしめたものですし、ゼロでもなんとかなります。

第三問は大事です。
ここは9割を目指してほしいです。

配点は30点なので、24点から27点を取ってほしいです。
40分で終わらせます。

第四問の伝票は当たったら満点を取ってほしいですが、外れたら部分点で4・5点取りましょう。

第五問の精算表も大事で、満点を狙ってください。
30点中30点か、少なくとも1個2個間違えて25・6点が目標です。

そうすると、精算表と試算表で60点中50点ぐらい取ります。
そして、仕訳が16点。

あとは補助簿と伝票で5点10点取れば70点にいきます。
試算表と精算表で60点中50点取るのがポイントです。
これが目標です。

試算表や精算表というのはパターンが決まっているので、慣れればなんとかなるのですが、試算表や精算表の土台となる知識が不十分だと効率が悪いので、まずはすべての基本は仕訳です。

「仕訳を制するものは簿記3級を制する」ということで、仕訳をしっかり勉強しましょう。
一番良いのは、過去に私がキッズBOKIという企画で実際にやったケースですが、これで小学生が1週間で合格レベルにいきました。

どういうふうにやったのかというと、過去10回分の仕訳、つまり50個の仕訳をやりました。

分からなければテキストや解説を見ながら、私が教えたりして、とりあえず一気にやりました。

1個3分で50個なので、50個で2時間半です。

最初は1個5分かけてもいいですが、それでも4時間か5時間でできます。
まずは4・5時間で過去10回分をやってみてください。

そうすると、繰り返しやっていくうちに、どこが出やすい論点なのかが分かってくるので、それを踏まえてピンポイントでテキストの該当箇所を見るようになるので、すごく効率がよくなります。

仕訳50個をやれば試験によく出る論点というのはかなり見えてくるので、この50個を完璧にすることによって、この子は一気に点数が伸びて、残り4日ぐらいでピンポイントで第三問と第五問をやりました。

前日に補助簿と伝票で出やすいと思ったところを集中的に3時間ぐらいかけてやって、見事76点で受かりました。

10日ぐらい前はほぼ0点で泣いていましたが、1週間から10日ぐらいで合格しました。
みなさんはもっと社会経験があるので可能です。
あとは熱意とエネルギーと時間です。

まずは仕訳ができなければ試算表も精算表もできませんから、仕訳をしっかりやります。
過去問10回分の仕訳を全部できるようにしましょう。

仕訳ができると試算表まで分かるようになってきたのです。
ぜひ、みなさんもキッズBOKIに負けないように、10回分の仕訳50個をやってみましょう。

簿記3級の過去問対策の第一歩は仕訳50個です。
これであなたの短気合格がグッと近づくかもしれません。

私はいつもあなたの簿記検定の合格を心から応援しています。
今回のお話が少しでも参考になれば幸いです。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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