長引くデフレ時代を生き抜くために、会計の知識が必要とされています。
また、私の経験から申し上げても、これまでの自分を思い起こしてみると、色々な場面で会計の知識に救われたことが多々あります。
会計のエッセンスを知っておくことで、数字やビジネスに強くなるためのベースができます。
しかしながら「しかし、数字が苦手で…」というような人が非常に多いのです。
そこで、今回の講座は数字が苦手な方でも、あまり細かい数字を使わずに、知識がゼロでも会計学のエッセンスを必要最小限の努力でマスターできるような、楽しい市民講座のようなものが作れないかと思って、試験的に行うことにしました。
これまで大学や大学院、専門学校、公認会計士協会に招待していただいた実務補習所の講義など、諸々の指導経験やセミナーの経験を駆使して、楽しんで学んでいただけるだけではなくて、大学での基礎会計学講義と肩を並べるくらいの知識を配信することにしました。
私は去年までは亜細亜大学で基礎会計学という講義で日商簿記3級・2級レベルの内容を中心に教えていましたし、現在は千葉商科大学の会計専門大学院で日商簿記1級から会計士・税理士の基礎レベルのところまでの上級クラスの簿記を教えています。
そういった、ややアカデミックな議論も少し入れてお届けしようと思います。
この講座の対象者は、数字が苦手だけど会計知識を学びたいという社会人の方全般です。
社会人には、サラリーマンや自営業、経理担当者や、会計とは関係ない職種の方、それからオーナー企業の経営者さんにはぜひご覧になっていただきたいですし、親子でご覧いただけるような内容も入れてみたいなと思っています。
小学校5・6年生ぐらいならば、社会勉強も兼ねて見ることができると思うので、よかったらご覧ください。
そして、大学でこれから会計学を学び始める学生もこの動画をご覧ください。
1回あたり10分程度の講義を毎日のように配信できるようにしていきたいと思っています。
学校での会計学の予習のような形で、ここで得たベースの知識をもって大学の授業に臨んでみてください。そして簿記検定などの会計資格を目指す方にもご覧いただきたいと思います。
受講のメリットとしては、大学の会計学入門レベルの講義が無料で受けられることと、簿記会計資格の学習がさらに楽しく、さらに有意義になることと、さらに、仕事に応用ができることです。
取引先の決算発表や自分の会社の財務諸表を読むときに、どういった成り立ちで財務諸表が作られているかということをこの講義を通じて理解していただくと、あなたの財務分析をするときの深みが増すと思います。
次回はいよいよ第1回目で「会計とは何か?」というテーマでお話をしたいと思います。
会計は決して難しいものではありません。
みなさんの身近にある、非常に役に立つ楽しい学問ですので、この無料動画セミナーをきっかけに、あなたが会計学により興味を持っていただければ私は非常に嬉しいです。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。
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