「ここが限界!」からプラス1で本当の力がつく!

前を向いて歩こう、今回のテーマは。

『「ここが限界!」からプラス1で本当の力がつく!』。

「ここが限界!」からプラス1で本当の力がつく!このようなテーマでお話しをしてみたいと思います。
私は最近、従来やっていたボイストレーニングやギターに加えて、7月くらいから、筋肉トレーニングをしています。

これは私が健康診断などで、少し体重が増えてきたので、脂肪燃焼したいとか体質改善ということで、高田馬場のビッグボックスというところで週に2回、トレーニングしています。

今日もやります。結構、ハードです。

トレーナーのイトイさんっていう方が、いずれいろいろご紹介することもあると思いますが、非常に本格的な肉体改造、モテボディと呼んでいますが、肉体改造をいろいろな意味で理論的に実践的にコーチされている、プロのトレーナーの方で整体の国家資格を持っております。
あと、本人はボディビルダーなので、ボディビルダーの選手権の大会で優勝したりとかするのですが。

最近、筋肉トレーニングをやっていて、ビジネスとの接点に気づいたのです。
この筋トレも、経営に活かせるってことに気づきました。
やっぱり、なんでも勉強ですね。

最近、異業種から学ぶことが多くて、つい本当この間、私、フェイスブックやブログで申し上げておりますが、立川談慶師匠と、落語の真打ちの方と落語関係のつながりも出てきまして、いろいろな異業種の方、他業種の方と交流していると、やっぱり、その道その道で一流になる方というのは、

今回お話しする筋トレのトレーナーのイトイさんも一流の方なのですが、この一流の方とお話しすると、やっぱり、通じるのです。

これ、アイデア出しとかブレストでもそうですけど、「ここがもうダメだ。」と思うのは、個人の限界です。

自分の限界でもうやめようって、準備しているのです。

やめようって、準備するのは、自分のセルフイメージであって、その先が本当あるのです。
そこで、限界を決めてしまうから、突き抜けられないっていうのもあって、これ、筋トレでもすごくよく分かったのですが。

トレーニングしていると、例えば、スクワット10回とか、ベンチプレス10回とかやるわけです。
そして、10回やって、「もうダメだー。」って思ったときに「はい、あと2回。」って普通に言います。
これが、筋トレで勉強になりました。
「柴山さん、ここでやめちゃうでしょ。だから、力が付かないんです。隣の人を見てみてください。」みたいな感じで。

トレーナーを付けないで、一人でやっているときって、自分で限界決めて、ここまでだ、ってやってしまうのです。
そこから、あとはプロの目で見て、勿論、限界を超えて怪我しちゃマズイのですが、怪我をしないギリギリのところで、もうプラスワンという、限界の先を目指さないと力がつきません。

これは、あらゆる努力、簿記検定や勉強努力もそうですけど、ここで、ダメだというところでやめちゃうとやっぱり、力がつきません。
もう一歩、「きついー。」って言って、やるところが筋力アップなのです。

アイデア出しもそうです。
ブレーンストーミングをしていて、20個って言うと、「えー、柴山さん出ませんよ。」って、皆さん限界決めてしまっています。
3つしか出ないと思っています、違います、20個出ます。

20個出たら、「ああ、やっと出た。」と思ったら。
「はい。皆さん、お疲れ様。5分間休憩したら、また、あと20個出しましょう。」って言うと。
「えー。」ってなるけど、「とにかく、出してください。」と。

こういう、搾り出すというトレーニング、すごく大事です。

私の経験上から言いますと。
簿記の力が付く人もこれをやっています、本当は。
「ああ、もうこれダメだ。」ということで、限界1個超えるのです、1個でいいですから。
そうすると、「もうダメだ。」と思っていることがセルフイメージの限界です。
セルフ限界を作ってしまっている。
そのセルフ限界から、プロの目で見て、「まだ、出来るじゃないか。」って。

自分でもうやめる準備をしているのです。
メンタル限界を超えなくてはマズイです。
メンタルの限界、メンタルバリアを作っているんですよ。

「もうダメだ。」というところで、自己防衛本能が働いてしまう、未知の世界ですから。
そこで、本当に一流のトレーナーや一流の指導者はギリギリを見て、怪我をしない程度に限界を超えさせるのです。
そうすると、もう少し頑張る、プラスワン、この頑張ることによって、本当のレベルアップになります。

だから、ブレイクしなくてはなりません。
いつもほどほどのトレーニングでしたら、力つきません。
どうして、自分がレベルアップしないのかなと思ったら、そこなのです。
ほとんどの方が自分で限界を作って、ここまででやったつもりになっていますけど、まだ足りないということが外から見てわかるのです。

私は会計の世界でわかりますし、最近、筋力トレーニングでわかるようになってきました。
まあ、大体イトイさんが言うこと、分かってきましたので、10回くらいだったら。
「よーし、あと2回やるぞ。」と心の準備をします。
でも、それをやったら、敵もさるもので、またさらに2回とか。
こういうやり取りをしているのです、実は。

本人が限界だと思ったところから、もう一歩踏み込む。
このもう一歩の積み重ねが本当のレベルアップで、ブレイクポイントなのです。

これは、すごくよかったです。
これは多分、談慶師匠が仰っている、無茶振りにも近いものがあって。
やはり、自分の限界を突破するにはある種の無茶振りは必要なのです。
これは一人じゃ無理なので、出来れば、やっぱり、友達とやるとか。
だから、友達って必要なのです。
あるいは、一緒にやるライバルもそうだし、ライバルや友達がいるとか、指導者とか。
やはり、誰かの指導の下でやったほうが完全な独学より、やはりいいです。

私も昔、一人でトレーニングをやっているときに、ビッグボックスの会員になったのですが、やっぱり、挫折しました。
今回続いているのは、トレーナーがいたからです。
しかも、プロのトレーナーがいたからです。
勿論、これ、友達でもいいので、限界を決めないで、もう一歩踏み込む、というのをやってみましょう。

これは、トレーニングに限らず、あらゆる経営上の努力もそう。
ビジネスの努力もそう。
資格試験の勉強もそう。

ここが限界と思ったらそこからもうプラスワンという癖をつけてみてください。
多くの場合、かなりこれであなたのレベルアップの仕方やスピードが変わると思います。
成長のスピードが速まります。
是非試してみてください。

私はいつもあなたの成功を心から応援しております。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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