理解は「知識+行動+反復」の集大成

今回は「理解する」ということを少し掘り下げて考えてみたいと思います。

ある物事について「分かりました」や「理解しました」というとき、この「分かった」や「理解できた」というのがどういうことかというと、それを現場の実践でスムーズに使えることだと定義しましょう。

簿記の勉強ならば、たとえば1つの論点のある処理について理解したといった場合、その理解というのはもちろん知っているだけではなくて、その知識を活用して実際の問題や実務で活用して問題を解決できるような、使える状態になってはじめて「理解した」といえるのではないかと思っています。

 

仕事でも同じで、たとえば「物の作り方が分かった」ということは、実際に現場でそれを適用して問題を解決したり成果を得ることができるということです。

 

そのように考えると、「理解」というものは意外に深いものです。

理解をするためには、最低限の知識を得る必要があります。

つまり、「知る」という活動です。

 

知ったことを実際に動いて使ってみて、その結果をみて改善などをして、もう一度繰り返します。

「知る」「動く」「繰り返す」です。

 

滅多に使わないような知識であれば5回や10回ぐらいでいいかもしれませんが、すべての基本となるようなベーシックな物事であれば、何百、何千、場合によっては何万回繰り返すこともあります。

 

「スラムダンク」というバスケットボールのマンガの主人公である桜木花道は、基本的なシュートがきちんとできないので、指導者から「2万回練習しろ」と言われました。

 

このような基本的な技術の習得もありますし、滅多にないような特殊な技術であれば数回から数十回など、ケースバイケースですが、「知識」「行動」「反復」というのが簿記の勉強や仕事の場面での理解にとても大事なのかと思います。

 

もし良かったら参考になさってください。

私はいつも日商簿記1級の合格、スキルアップ、成功を心から応援しています。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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