調子が良かったときからパフォーマンスや成果がだんだん下り坂になっていくときに、どうすればいいかを考えてみたいと思います。
パフォーマンスが下り坂のときというのは、「もう少し難しいことをしたほうがいいのではないか」など、いろいろと考えてしまいがちですが、こういうときこそ初心に戻って基本を意識することも大事だと思います。
昨日のサッカーワールドカップの予選で、日本代表がサウジアラビアに勝ちましたが、そのときに世代交代がありました。
長らく日本代表を牽引してきた本田圭佑と香川真司という選手がいましたが、彼らが先発から外れました。
前半ははつらつとチームを引っ張っている若手がいましたが、後半になってから本田選手が出てきました。
彼はこの10年近く日本代表を引っ張ってきた貢献度の高い選手ですが、最近は先発を外れるときに「監督には説明義務がある」などと、少し物議を醸すような発言もありました。
本人にもいろいろ思うところがあるのでしょうが、今の時期は本人にも不安や焦りがあるはずなのです。
良いパフォーマンスを発揮して周りからチヤホヤされていた時代がありましたが、今は少し下り坂になってきていて、苛立ちもあると思います。
こういうときにあえて基本に立ち戻って、10年前に自分が「若手」と言われていたときにどんなことをやっていたかということを振り返る必要があるのではないかなと思います。
本田選手のケースはあくまで1つの例で、私たちも同じ状況になり得ます。
最初の頃のがむしゃらな感じや、ひたむきさや、「これから成り上がってやろう」と思っていたギラギラした時期があったと思いますが、その初心をもう一度思い出して、ゼロからのスタートだと思って、基本に戻ってください。
基本を疎かにすると、パフォーマンスというのは下がってしまうものです。
そのときには、いろいろ難しいことをやろうとせずに、シンプルに、基本に立ち返って若手のように動きます。
自分の行動力を高めて、基本の行動を徹底することが大事なのかなと思います。
基本を繰り返すことがパフォーマンスをV字回復させるコツではないかと思います。
パフォーマンスが下がったら、初心に返ってもう一度基本を徹底的に頑張りたいものです。
私はいつもあなたの成功とスキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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