おっくうになりそうな時は、まず最初の動作だけでもやってみよう!

今回の「前を向いて歩こう」は、勉強や仕事などで少し気の進まないことを手掛ける時のコツをお話します。
 
私も気が進まないと思う仕事や作業がたまにありますが、そういう時は最初にやることを決めておきます。
 
5分や3分でいいから最初の一動作をしてしまうと頭に入るのです。
しかし、最初にやるべきことをやるまでが長いです。

「これをやってから」「ちょっとテレビを観てから」など考えてしまいますが、100ある作業の100分の1、例えば、100分のうちの最初の1分で良いからやろうと決めます。
100分と思うときついですが、1分だと思うとできます。
 
あるいは20個のやるべき作業があるとしたら、最初の1個だけはノートを開くでも良いから最初のちょっとした作業だけをやると決めれば結構できます。
そうすると、その流れで脳にスイッチが入って全部できるようになります。
 
あるいは、前にも動画でお話しましたが、朝一で気が進まないことをやらなければいけないと思った時は、前の日のうちに次の日の最初の朝の動作の準備をしてしまうのです。
 
例えばやりたくない問題をやる、気が進まない簿記の問題を解くような時は、簿記の問題を朝起きて目の付くところに置くのです。
 
必ず目がいくところに物を置くのです。
やらざるを得ない状況にしておいて、最初のちょっとした動作だけやるのです。
 
全体としてみると嫌になりますが、最初の一部だけをやろうと思うのです。
そうするとできてしまいます。
これは意外に効果があるので、試してみてください。
 
例えば退職給付会計の例題を解くのが面倒だと思ったら、例題を解かなくても良いから最初の1行だけ読んでみます。
そうすると、その勢いでいけます。
 
5つの問題がある時に、5つを解こうと思うと面倒だけれども、最初の少ない作業だけに意識を集中させると負担が軽くなって気持ちが楽になって結構できます。
 
こういった意識で、嫌な仕事や気が進まない勉強もスムーズに入っていってみてください。
一度手を付けると人間の気持ちというのは切り替わるので、だんだん楽しくなります。
 
このモチベーションアップ法を参考にしてみてください。
少しでもあなたのパフォーマンスやスキルがアップすれば良いと思います。
 
私はいつもあなたの成長・発展を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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