今回の「前を向いて歩こう」は、仲間と共に学ぶことの効果についてお話をしたいと思います。
昨日と今日は箱根でランチェスター的な経営計画の学び方に関するセミナーの講師を務めさせていただきました。
この時は竹田陽一先生がメイン講師で、私は会計を担当しました。
全部で8時間半の講義でしたが、そのうち4時間半が竹田先生で、私は4時間を担当しました。
その中で私は会計に関する話やランチェスター戦略を実施するための実際のアウトプットの仕方、ランチェスターの使い方に関する私なりのノウハウをお伝えしました。
この2日間講義を担当する中で、参加者の社長さんと一緒に学ばせて頂いて、私も大きな気づきを得られました。
ランチェスターの戦略テキストやDVDなどの教材は沢山あって、普段は1人で学んでいます。
しかし、こういった合宿のような場で、一晩箱根の小涌園という観光ホテルで14人の生徒さんと私と竹田先生とスタッフの方と一緒に、侃々諤々と、時には酒を飲みながら、そして社長簿記ゲームも少しやって頂きました。
色んな角度からみなさんと交流を深めて、刺激を与えられながら勉強しました。
この2日間は非常に中身が濃かったです。
勿論、宿泊料金等でそれなりに受講料は掛かりましたが、数万円の授業料以上の、1,000万単位の効果がそれぞれの社長さんの会社に還元できると私は自信を持っています。
今回はみんなで集まって仲間と楽しく切磋琢磨することの効果を考えてみたいと思います。
論語の中に「君子は文を以て友を会し 友を以て仁を輔く」という言葉があります。
「文」というのは学問のことで、学問を以て仲間と集まり、仲間との交流を通じて思いやりの心を育むということです。
相手を思いやることによってリーダーシップを発揮します。
周りの人を思いやって、仁の心で人を束ねます。
そして、リーダーシップを発揮して、ゆくゆくは組織で大きな成果を発揮します。
このようなことをこの2日間で学びました。
仕事や勉強など色々な意味で仲間を持って切磋琢磨します。
時にはライバルとして、時にはサポーターとして、こういった色々な形で人がいると刺激になります。
お互い問題点を指摘したり、議論を戦わせたり、時には相手の良いところを認めたりして、本当に1人で勉強しているよりも刺激を得てモチベーションが上がります。
そういった意味では3つ良いことがあります。
まずは、仲間と一緒に勉強すると刺激がありますので、自分の勉強の効率がグンとアップします。
2つ目は、仲間と共に過ごすことによって相手の気持ちを考えるという思いやりの心が育ちます。
3つ目は、その結果として組織を束ねるリーダーシップがさらに発揮できます。
リーダーシップを発揮して会社やグループなど、部門の成果を発揮させることができます。
この3つの観点から色々な可能性が広がります。
今回もそれぞれの会社に戻って社長さんたちが2日間の学びを仕事にすぐに活かして頂けると思います。
数か月後かも分かりませんが、再びみなさんとお会いして切磋琢磨しながら一緒に勉強していきたいと思います。
私も講師として参加しましたが、学ぶことが多かったです。
1人で勉強する時もありますが、たまには学習仲間を作って一緒に交流しながら、人との関わりの中で学習効果を発揮し、そして思いやりの心(仁の心)を育て、リーダーシップを発揮できるような素晴らしい人間になってほしいと思います。
お互いにレベルアップしましょう。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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