今回の「頑張ろう日商簿記2級合格」ですが、これは簿記3級でも簿記1級でも同じことに言えることで、できるだけ全範囲を短時間で良いのでサラッと1回転します。
分からない所は気にしなくて良いです。
合格体験記にもあるように「分かったつもりで先に行く」というのはとても賢いやり方で、全範囲を勉強することで他の論点で学んだ基本テーマが最初に分からなかった部分のヒントになることもあるので、まずは分からない所は気にしないでどんどん先に進みましょう。
全範囲を何回転かしているうちに、徐々に難しいと思っている論点もできるようになります。
まずは分かったつもりで先に行って、全範囲を早めにマスターしましょう。
そのときに全部やろうとせずに、できる問題だけで良いです。
できる問題の目安は、まずは基本問題です。
例題のような基本的な問題です。
基本問題でも易しいものがありますが、基本問題の中でも難しいものは横に置いておいて、まずはできるものを一通りやります。
そして、基本問題の中でもすぐにできるものを2・3回やってできるようになったら横に置いておいて、次にできない問題を全範囲繰り返して一通りやります。
そのときに分からなくても気にせず先に行って、回転数を増やしていくとだいたい5回転目か6回転目ぐらいで大抵の基本問題はできるようになります。
できる問題は2・3回転で終わらせて、できない問題は倍の6回転や7回転とやって、難しいと思われる問題も最大10回転ぐらいすればできるようになります。
全部を8回転せずに、このようにメリハリをつけてください。
難しいと思われるものだけ回数を増やしてください。
そうすればほとんどの基本問題はできるようになります。
こうやって基本問題を短期多回転で徐々にできるようにするというのが一番望ましいマスター法です。
立ち止まる必要はありませんので、どんどん先に進んでください。
分からないものは横に置いておいて、何回転もすることによって難しい問題が絞られてきて、その問題を8回転~10回転ぐらいしてできるようになります。
そのように絞り込む短期多回転の勉強法をお勧めします。
ぜひ参考になさってください。
私はいつもあなたの日商簿記検定の合格を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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