毎日、勉強する時間を決めてみよう!

がんばろう!日商簿記3級合格、今回のテーマは、簿記の勉強を始めて、ある程度日が浅い方に勉強の習慣付け、ということで、『毎日、勉強する時間を決めてみよう!』というテーマでお話しをしたいと思います。

実は、これは基本的なことなのですが、簿記2級簿記1級などを勉強している方、あるいは、ほかの資格試験を勉強されている方も参考になりますので、聞いていただければと思います。

大体、勉強が続かなくなる原因は、時間や場所などが日によって違うことです。
勉強の準備がその日によって違ってくる、勉強する場所が変わってくるので、あなたの脳みそが習慣付けにならないのです。
場所が変わったり、時間が変わったりすると、違うことをやっている、というように認識してしまうので、一定しないために刻み込まれないのです。

同じ場所、同じ時間、同じスタイル、同じ風景でやっていくと、脳がだんだんそれを気持ちよく感じます。
そうすると、その見慣れた時間、見慣れた場所に、同じ時間、同じ場所に同じ風景がないと、気持ち悪くなるのです。
そうなったら、しめたものです。これが簿記の勉強をしないとなんか気持ち悪いな、という感じです。

おすすめするのは、やはり理想は朝です。
3級の場合は、できれば30分でいいですから、少し早く起きる工夫をして、その30分を簿記の勉強に当ててほしいのです。
1日30分、簿記の勉強をするだけでも、3級の力は全然違います。

そこで勉強するのは、やはり、仕訳です。
仕訳とか総勘定元帳の基本的な取引の仕訳、転記、T字勘定です。
これらの、基本的な取引をまず一通りマスターしてしまえば何とかなります。

そして、やはり、大事なのは1日30分でいいですから、少し早く起きて、朝のうちに勉強してしまうことをおすすめします。

そうすると、夜少し疲れていて、勉強せずに寝てしまっても朝やっていますから、勉強の貯金があります。
1日の勉強の貯金は朝やってしまったほうがいいのです。

できれば出勤前、早めに会社に行って、会社の近くの喫茶店や会議室を少し使わせてもらって、30分、仕訳の勉強やページ記入、柴山式総勘定元帳の記入など、取引の勉強をやってみてください。
まず、3級はここからです。

勉強する時間を決めたほうがいいです。
7時半から30分とか、7時から30分とか、6時から30分でもいいですから、とにかく、1日30分勉強時間と場所を決めてください。
そのときは同じ場所でやることです。
そうすると、7時にこのテーブルに着いていないと、「ああ、気持ち悪いな」と、あなたの脳みそが思い始めます。
それがポイントです。

この時間に、この場所にいないと気持ち悪い、と思い始めます。
電車の中でもいいのです。
電車の中の勉強だったら、7時半にこの電車のこの席に座って、仕訳を見ていないと、気持ち悪いな、となってほしい。
それが大体1週間から2週間、人によって個人差がありますが、大体2、3週間やれば、その時間帯、その場所、そして、簿記の勉強という3つ、3点セット。

時、場所、モノ、です。
この「モノ』を「簿記』にすればよいのです。
このモノというのは大体、趣味だったりするわけです。
やりたいことをやる、それは構いませんが、そこに簿記という数字を入れてほしいのです、方程式に。

習慣付けの方程式は、時間と場所を決めることです。
この時間に、この場所で何かをする、この何かをするという「何か』を本試験の日までは「簿記3級』にしてほしいのです。

その次は昼です。最後は夜。

夜に持ってきてしまうと、朝何もしないで、夜になって、たまたま夜に疲れて寝てしまったとか、付き合いがあって、飲みに行ったとか、あるいは、突発事故、予想しないことが起きて、そちらに時間を取られて、勉強できなかった、ということもありますので、夜まで何もしないというのは、少しリスクがあります。
ですので、できるだけ、朝にやってほしいのです。これは、おすすめです。

朝に少しやっておけば、夜できなくても、なんとかその日は勉強したことになります。
1日30分でいいですから。
電車の移動時間でも何でもいいですから、この時間、この場所で、簿記の勉強をする、時間と場所を決めてください。

30分でいいですから。
7時から30分、6時から30分、6時半から30分、何でもいいです。

朝がダメならば、昼。昼がダメならば、夜でもいいです。
休憩時間中などがダメなら夜でもいいです。

ただ、夜でも8時などの早い時間がいいです。
10時、11時になると、もう寝る状況になってしまうからです。
夜に勉強して合格すもる人はいますが、極力、可能ならば、早い時間に勉強しましょう。
時間を決めて30分、毎日同じ時間に同じ場所で、同じ雰囲気で、場合によっては、コーヒーを飲みながらでもいい、お茶を飲みながらでも構いませんから、シチュエーションを決めるのです。

同じパターンです。パターン化してください。
そのパターン化が次に習慣化になります。
その習慣化があなたに「差をつけます」。

勉強を習慣づけるには、同じ時間帯に勉強をすることです。

ある日は7時、その次は8時、その次は9時、その次は例えば、夕方の6時というように、やる時間がバラバラだと、あなたの脳みそがなかなか習慣付けできないので、時間を決めてほしいのです。

できるだけ、時間を決めて1週間のスケジュールを立てる。
「この時間は絶対に簿記の勉強をするぞ」と決めるわけです。
時間をまずは決めてみましょう。

私はあなたの簿記検定合格をいつも心から応援しております。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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