今回の「前を向いて歩こう」は時間管理術に関するちょっとしたヒントについてお話をします。
「時間管理術」という名前自体に問題があるかもしれないのですが、時間は実体があるわけではなくて、単に我々の都合で流れていくだけです。
時間自体は何の色もないですし、単なる自然現象です。
例えば「60分」「30分」「10分」という我々人間が作った区分の時間に従って行動しているだけです。
実は我々ができるのは時間管理ではなくて行動管理でしかないのです。
行動管理というのは、その行動の中で自分にとって大事なことをどれだけ優先するかです。
将来の仕組み作りや将来の長期的な活動です。
大抵忙しいのは、クレーム対応や納期を設定された作業など、他人の都合によって至急しなければいけない行動です。
付加価値を生まないような業務(移動時間、会議、面談、運搬など)を減らすこともできます。
あとは、論外なのは重要でもなければ緊急でもない活動(ゲームやネットサーフィンなどの娯楽)もあります。
本当に大事なのは計画や準備、人脈作りや人間関係作りです。
重要かつ緊急でない所にいかに時間をシフトするかが将来の自分のステップアップを決めますが、どうしても他人の都合で物事をやってしまいます。
これは行動管理で時間管理でも何でもありません。
時間は管理できません。
時間自体をどうするかというよりは、行動を見直すという発想で予定を立てないとだめなのです。
時間管理という状況だと時間に意識が行ってしまって行動に目が向きません。
実は行動管理なのです。
行動をどう変えるかという所で、結果として時間内に物事が収まります。
物事を早くやることが時間管理ではありません。
今やっている行動を整理すること、つまり行動管理という意識で今後の予定を組み替えたほうが良いです。
時間管理という言葉はあまり使わないほうが良いと私の経験上は思います。
行動を変えるという意識で日々の計画に取り組んでみましょう。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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