今回の「前を向いて歩こう」は、私達が日頃行うお金の支出について、投資という行為と消費という行為について別れることがありますが、この違いについて見ていきたいと思います。
これは会計的な知識にも関係します。
私達はお金を払うことを支出と言います。
この支出には2つの目的があり、将来の収入を得るための支出を投資と言います。
継続的かつ長期的な将来のキャッシュのリターンを期待して行う支出を投資と言います。
これは貸借対照表の資産の項目として載ります。
一方の消費は、今使い切って今の収入には短期的に役に立つけれど、将来のキャッシュの前渡しになるわけではないのです。
先にお金を払って、それが残って将来の継続的あるいは長期的なキャッシュのリターンに繋がるわけではありません。
今この瞬間収入には役立つかもしれないけれど将来にわたって役立つわけではない、今この瞬間の短期的な支出を消費と言います。
例えば仕入原価は商品を引き渡せばなくなります。
それ以外にも交通費や交際費などがあります。
今の売上を得るためにお客さんの所に行く、あるいは発送費用は1回だけの売上にかかる犠牲です。
こういった短期的なものを消費といいます。
個人的なことでいえば食費や交通費などです。
しかし、自転車や自動車や家を買うといったものは資産です。
このように将来のリターンがあるものが資産で、一瞬だけの効果で将来にわたってキャッシュを生むわけではない支出が費用です。
ご参考になさってください。
これは簿記や会計の知識にも繋がります。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
PREV
貸借対照表の棚卸資産評価額の意味について、考えてみよう!
|
NEXT
努力と休憩のメリハリをつけよう!
|