忙しい方が多いので、「平日は2日か3日しかできない」とか、「仕事で週の半分ぐらいは勉強ができないけれど1級に合格することは可能か?」という質問を受けます。
結論から申し上げると、不利だとは思います。
短期合格をめざすならば、週に6日勉強して、1日を休み(予備日)にすることが理想的
です。
休みの1日は予備日で、きちんと勉強ができたらご褒美として1日休みます。
できない日があったら、その予備日を使って取り返すという形にします。
もちろん、盆・暮れ・正月など、時々ならば連休しても良いですが、普段は週6日の勉強を生活の習慣にして、できないときは1日30分でも構わないので勉強をして、その分を予備日など他の日に穴埋めをすれば良いです。
通勤時間でもトイレの中でもどこでもいいので、空いた時間で良いので、とにかく、できるだけ毎日、簿記に触れてください。
「週末にしか勉強ができないけど1級をめざしたい」という方がいても、もちろんやるのは構いませんが、やはり、本気で狙うなら毎日勉強できるペースが必要だと思います。
週3日ぐらいしか勉強できない場合は、短期合格を狙うのではなく、まずは準備として、1級の雰囲気を掴んで、週6日できるような状態になったら本格的に学習をしてください。
本格的に合格を狙いにいくならば、週6日ぐらいのペースで学習計画を立てられる生活になったときに考えてみることをおすすめします。
もちろん、週3日しか勉強ができない場合でも1級の勉強は始めても構いませんが、合格の確率としてはかなり不利になると思います。
経理のお仕事をされている方などは、今は週2・3日しかできなくても、決算が終わって6月になれば少しは楽になると思うので、6月から週6日やるようにして、今は週3日でいいから、今のうちから1級のインプットをやって、仕事が落ち着いたら週6日勉強をはじめてください。
いずれは、どこかで週6日のペースで勉強ができるような計画を立てられるようにしたほうが有利だと思います。
ぜひ参考になさってください。
私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
PREV
まずは「何が問題なのか?」を見極めよう!
|
NEXT
おすすめ本『出世する武士、しない武士』大石学著
|