一般的な市販の問題集とか大手専門学校が提供している問題集は、商簿・会計が300問ぐらい工簿・原計も300問ぐらいあります。
大抵の場合は3分冊ぐらいになります。
テキストも300ページぐらいが3分冊で商会、工簿それぞれ約1,000ページで、問題集についてもテキストに合わせて大抵3分冊になっています。
1分冊あたり100問ぐらいあるので、概ね300問で、色々な問題が網羅されています。
商簿・会計が300問で工簿・原計300問で合計600問です。
それが終わったあとに、総合問題と称した予想問題を10問以上解いてやっと合格という形になります。
独学や大手専門学校で、学習時間が多くなる理由の1つは問題の多さなのです。
個別問題、練習問題が全部で600問というのは結構多いです。
柴山式では問題を大幅に削っていて、テキストと問題集込みで、294ページという圧倒的な薄さになっています。
以前合格されたマエムラさんも、騙されたと思って最初は心配していましたが、このページ数だけで合格しているのです。
柴山式の問題は、例題というものと計算例というものがあります。
例題は重要性が高く、例題ほど重要性は高くないけれどもやっておいて欲しいものが計算例です。
計算例から派生した仕訳例というものもありますが、計算例と仕訳例も例題の1つと考えると、例題が100で、計算例・仕訳例が52で合わせて152個です。
1個を10分から15分でやると、たった30時間程度で1回転できます。
柴山式の工業簿記はさらにテキストが薄くて、たった248ページです。
これぐらいエッセンスを凝縮して薄くしてもこれでも、安定して7割以上が取れてしまうのです。
工業簿記・原価計算のテキストには計算例がなくて、例題が71個しかありません。
工業簿記・原価計算に関しては1問あたり平均15分でやるので、18時間ぐらいで1回転できます。
ですので、個別問題に関しては商簿・会計と工簿・原計を合わせて50時間で終わってしまいます。
普通は600問のところをほぼ3分の1の223問に絞っていて、50時間で全体を1回転できるようにしています。
これを4回転もすればかなり例題ができるようになります。
例題を極限まで圧縮したのが柴山式の1つの特徴です。
早く例題を終わらせて、すぐに過去問に進んで欲しいというのが柴山式のポイントです。
一般的なテキストに比べて内容を圧縮してあるので、4か月などでの短期合格も可能になりますし、柴山式の通信講座で高校生の合格者も出ています。
効率学習の1つのポイントをお話しました。
ぜひ、個別問題集を3分の1程度の圧縮しているところにも注目してみてください。
柴山式の勉強をされている方は一般の勉強法よりも個別問題が圧倒的に少ないので、これをしっかり4回転ぐらいしてマスターしてください。
私はいつもあなたの1級合格を心より応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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