今回の「前を向いて歩こう」は、私は今まで実践してきて一定の成果を収めることができた人との違いの出し方についてお話をします。
もしご興味があればコンサルティングもいたします。
ほぼ結果が出ると思いますが、本当にやり切れるかどうかはご本人の情熱にかかっています。
私も大成功しているとは言いませんが、子どものときに描いていた理想像の7割ぐらいはできていると思います。
成績も5段階中2か3で、まともに宿題もやったことがない人間が会計士に受かったこと自体が奇跡だと言われているのですが、私自身は奇跡だとは思っていません。
私自身の理詰めでやっています。
ノウハウがあるのですが、これを少し披露いたします。
ただ、人の上にいく人というのはこれぐらいのことは思いつきます。
それぐらい情熱を持ってやっているのです。
まず、前提として量を人の3倍以上やることです。
これは絶対に必要です。
そのときに、何をやるかが大切です。
あれもこれも手を出すから時間がなくなってしまうので、絞ります。
これと決めたことを探ったらそればかり本当にできるかどうかというのは、結局は最後に成功者が言う「好奇心を持つ」「情熱を持つ」というところにたどり着きますが、これもある意味才能かもしれません。
ただ、誰もが持っている才能なので、それを呼び起こすか眠ったまま一生終わるかの話です。
人の最低3倍はやります。
場合によっては100倍やります。
簿記の勉強の場合でも、みんな3倍もやらないのです。
どうでもいい、やらなくてもいいことばかりやっているのです。
テキストの中でもやらなくていいことをやっているのです。
テキストにも2対8の法則があるとずっと思っていました。
8割は捨てて、2割の大事なところだけに集中します。
その2割で他の8割は推測できます。
ですので、ステップ1は大事な基本だけを抽出することです。
その抽出自体が分からなければ先生に聞けばいいのです。
先生もテキスト300ページを全て覚えているわけではありません。
コアになる部分を中心にして、周りに侵食しているだけです。
人の10倍もやっていればそのうち全部覚えてしまいますが、最初の時間が限られているうちはコアの部分しかやっていないのです。
基本を徹底して、人の3倍やると上位2割に確実に入ります。
ということは、上位2割に入れない8割の人は人の3倍やっていないのです。
これは絶対量ではなくて、人と比べた相対的な量です。
これはランチェスターなのです。
私は公認会計士の勉強をやるときも、営業をやっていたときも、ランチェスターは自然にやっていました。
周りを見た相対的な力関係なのです。
結局競争なので、絶対に周りの3倍以上やらないとダメなのです。
天才は違うかもしれませんが、特に凡人はやらなければダメです。
人の3倍の効果を得ようと思ったら、3倍やるしかありません。
3倍というのは3の2乗の効果があるので、9倍ぐらいの差がつきます。
ですから、絶対に基本だけは3倍やってください。
3倍やっても足りないくらいです。
できれば10倍で、最低3倍やってください。
これでようやく上位2割に行きます。
上位2割に入れない人は何をやってもダメなのです。
まずは上位2割に入りましょう。
そして、ここからが戦略なのです。
基本の徹底はやればいいだけなのでシンプルなのです。
一生懸命やっているうちにどこを捨てれば良いのかが分かります。
とにかく基本を3倍やることです。
応用をやってはいけません。
テキストにも応用がありますが、そこばかりにかまけている人は失敗します。
テキストの中の基本を見抜くことが大事です。
それは絶対にできます。
やり方があって、簡単なのは、本屋さんで同じ分野で違う著者の本を3冊か5冊ぐらい買って、どの本にも載っている内容を人の3倍やればいいのです。
とても簡単なことです。
私はこういうノウハウが大好きです。
基本の徹底を3倍やって、まずは上位2割に入りましょう。
その中でさらに1個、マーケットが拡大しそうで十分にご飯が食べていける分野を絞ります。
マーケットがあるのなら減損会計でも、M&Aでも、資産除去債務でもいいです。
あるいは減価償却に強い会計事務所でもいいのです。
とにかく1つの分野は他の専門家の10倍以上やります。
ステップ1はその分野でやっている平均的な競争者の3倍やります。
そして上位2割に入ったら、その2割に入っている他の競争者の10倍やるのです。
周りの3倍や10倍と言っているのは、単にその辺にいる素人の方は含めません。
ある程度やっている方の3倍です。
そして2割に入っている方の10倍をやるのです。
基本の徹底をして1つの分野に絞ったら、自分にとって勝算がありそうな分野かどうかを見極めて、さらにその分野の中のニッチな専門領域について人の10倍やります。
そこだけは他の専門家も及ばないようなことをやるのです。
例えば会計分野を選んだとしたら、会計の分野で基本を徹底して上位20パーセントに入ったら、次に会計士の中で何を10倍やるかを考えます。
例えば会計士ユーチューバーでもいいです。
ほとんどやっていないので、会計士のYouTubeは簡単に10倍どころか100倍できます。
そして、登録者を増やします。
あるいは、メルマガを書きます。
メルマガを書いている会計士なんてそうそういません。
ということは、簡単に100倍できるのです。
そこで突き詰めるのです。
メルマガは10年以上やっていますが、累積では1億を超えるキャッシュを生んでいます。
YouTubeに関しても、登録者が3,000人を超えたあたりからまとまったキャッシュになり始めています。
ここで私のコンセプトや知識を共有していただいて、信頼いただいて、YouTubeをやることによってブランドを構築させていただいています。
「YouTubeに毎日動画を出している柴山なのだな」と思っていただくこと自体が私にとってはありがたいことです。
現在7,400人ぐらい登録者数がいらっしゃいますが、来年の今頃には1万人は超えられているつもりでやっています。
会計士で誰もYouTubeなんてやらないと思いますが、これでいいのです。
こういうふうに、同じ専門家のライバルがやらないようなことをコツコツ愚直にやるのです。
それで1つの地位を確立すればいいのです。
これが本当のニッチだと思います。
あなたの興味が持てる分野で構わないので、まずは基本を人より3倍やって、上位2割に入れる分野を決めます。
そして、上位2割に入ったら、その2割に入っている自分以外のライバルの最低10倍以上(できれば100倍以上)やって、その分野での圧倒的な卓越性を確立できるような戦略を練ります。
どのニッチ分野、どのニッチスキルで1番になるかを考えます。
2番ではダメなので、1番になってください。
1番以外はすべてビリの発想でいいですので、1番になるように戦略を練ります。
その上で今までお話ししたステップを踏みます。
このやり方が私の持っている成功法の王道です。
よかったら参考になさってください。
これを今日から本気でやったら、あなたの人生が変わるかもしれません。
頑張ってみてください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。
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