期限のない目標は単なる願望に過ぎない

コーチングなどを勉強すると目標には5つの要素があるということが分かります。
SMART原則といって、SがSpecificで具体的であるということ、MがMeasurableで測定可能であるということ、AがAchievableで達成可能であるということ、RがResultBasedで全体目的に合致していること(最終的なゴールに矛盾しない目標であること)、そして最後のTはTimeOrientedで時間概念です。

最後にTimeOrientedがありますが、要するに「いつまでに」という期限がなければ夢や願望になってしまうと思っています。

例えば簿記検定に合格するという場合に、「11月18日の150回試験で簿記2級に合格する」と具体的に決めておきます。

単に「簿記2級に合格したい」と言っても、「いつまでに」という期限がなければいつ受かっても良いわけです。

極端な話、10年後でも良いわけです。
結局、期限を決めないと「死ぬまでにやれば良い」ということになってしまいます。

そうすると何事も行動が起こせません。
期限があるからこそ今行動が起こせるのです。

ですから、まずは期限を決めることと、時間配分の概念も必要です。
私は時間配分の概念も必要だと思っています。

限られた時間の中でどれぐらいの時間をその作業に割り当てるかというのも必要になりますので、期限と同時に時間配分も意識するのが私なりのTimeOrientedだと思っています。

「1週間に1日1時間勉強するとして、7時間勉強する」というふうに時間配分まで決めて、いつまでにこの作業を終わらせるのか、いつまでにこの領域をマスターするのかというふうに最終ゴールを設定します。

そして、その途中のプロセスを小口化して、その小口化したものについて小さな期限を区切って、時間を決めてやるというのが目標の大事な要素ではないかと思っています。

時間の区切りがなければ単なる夢や願望になってしまって、行動の起こしようがないのです。

ですから、今日からすぐに行動を起こすのにはSMART原則のT、時間概念が必要になるのです。

7月に入りましたが、「7月末までに何をするか」「今週の土曜までに何をするか」というように、時間と期限を定めてやるようにしましょう。
時間概念は目標設定には大事なことです。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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