行動原則15か条と「第4 変化を味方とせよ」について

今回は久しぶりに行動原則ネタです。
私は普段からコンサルティングや企業研修でこれを推奨しています。

私は現在、学生のときに思い描いていた姿からは大きく外れずに生きていると思います。
このように狙った通りにできているひとつの理由は、こういった行動原則を自分に課しているからです。

これは自分自身で実践して手応えがあったものなので、現在はコンサルティングや受験生など色々な方にお話をしています。

全部をやらなくても、一部を意識するだけでも全然違いますが、全てやれば人生が変わると思っています。

自立せよ、前進せよ、三方良しとせよ、変化を味方とせよ、目的を明らかにせよという5つのメンタル(OS)があります。

OSというのはパソコンのWindowsやMacなどのオペレーティングシステムのことです。
今回はその中の「変化を味方とせよ」についてお話をします。

変化というものを小口化して考えると2つ考えられます。
まずひとつは、自分が望んでいる変化です。

望ましい変化はある程度気持ちがハイになります。
しかし、これは自立と関係しています。

周りの環境に影響を受けず、自分は自分らしくきちんと自発的に行動するということなので、変化も関係します。

周りの変化に流されずに自立しましょうということもあります。
この場合の変化というのは、良いほうの変化を促されることがあります。

例えば自分が思い描いている望ましい結果が出るとすぐにハイになってしまって、脇が甘くなることがあります。

だから、良い結果が出たら出たでバランスを取らなければまずいのです。
そして、悪い結果が出たときに怒らずに、悪い結果に対しても自立した心を保つということなので、変化を味方とするというのは自立のひとつの局面なのです。

先日のサッカーもそうですが、2点取って気持ちがハイになったかもしれません。
そこで追いつかれてドタバタしたかもしれません。

要するに、変化に対して気持ちが翻弄されることもあるのです。
これは経験をたくさん踏むとか、普段のメンタルの総合力なのです。

ワールドカップで2点リードするという経験があまりなかったかもしれないので、浮かれてしまいます。
そうなると隙を突かれやすくなります。

次の2022年は今回の経験を元に、2点リードした場合にどうすべきかも検討できるので、やはり経験は大事なのです。

結局、どんな場合でも思いがけずに良い結果が出るとフワッとしてしまって対策が甘くなってしまいます。

そうするとしっぺ返しをくらうこともあるので、良い変化があっても浮かれてはいけません。

悪い変化があっても悔やんだり悲しんだりせずに、一瞬は感情が揺れることがあっても、すぐに元に戻ってやるべきことをやるのです。

どちらにしても自立した態度が必要なのです。
良い変化があった場合も、悪い変化があった場合も、一瞬は感情的になっても良いですが、いつまでも引きずらずに常に中立を保って変化をよく見てみます。

そうすると悪い変化にもチャンスがあります。
良い変化はそれを維持していけば良い結果が起こります。

変化に翻弄されず、変化を味方とするようなメンタルはすごく大事です。
今は多様化した世の中なので、変化の激しい時代です。

そこで翻弄されずに、自分というものを冷静にしっかり見て、変化を自分の成長に繋がるように捉えていきましょう。

これは仕事でも勉強でも使える心構えだと思います。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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