経営戦略のセオリー ~大手はどっしり!中小は軽装備で機動力!~

今回は経営戦略に関する大まかなコンセプトについて考えてみたいと思います。
大手というのは強者で横綱相撲をとれる会社です。

みなさんがご存じの自動車会社やショッピングセンターや百貨店や家電メーカーなどの、テレビCMを打てるような大手の会社です。

そして、街の個人商店は弱者です。
日本は圧倒的に中小零細企業が多く、従業員も数名程度の所が多いです。

全国300万社ぐらいある企業のうちの290万社以上は、ほぼ中小企業です。
ですから、中小企業の経営戦略も大事なのです。

ドラッガーをはじめとする世の中に出回っている事例は大手を対象にしたものが多いです。
一方、ランチェスターのような中小の戦略もあります。

そこで簡単な棲み分けをすると、大手はどっしりと構えて横綱相撲をしましょうということがあります。

広く満遍なく、そして相手に合わせます。
自分よりも弱い相手が何か新しいことをやってきたらそれに追随しますが、独自性を打ち消すような相手に合わせる戦略で良いのです。

しかし、中小というのはそれではいけません。
中小は資本力もないですし規模も小さいです。

吹けば飛ぶような状況です。
柴山会計も同じで、吹けば飛ぶような規模なので、自分の独自性をいかに出すかがポイントなのです。

すぐに変化に対応できるように軽装備で機動性があることが重要です。
スピードと、ここぞというときの集中力と、相手の裏をかくことが大切です。

スピードを速くして、ニッチな分野に集中して経営資源を投入するのが中小です。
このように大手と中小の経営戦略のコンセプトの違いを意識して経営の本などを読むと面白いと思います。

ぜひご参考になさってください。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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