こまめに基本テキストを確認しよう

がんばろう日商簿記2級合格、今回は「こまめに基本テキストを確認しよう」というテーマでお話をしたいと思います。

本日は2015年5月3日で、ゴールデンウィークの真っ最中です。
それぞれに有意義な生活を送っているかと思いますが、6月14日は第140回の日商簿記検定があります。

直前期なので頑張っていただきたいのですが、この時期にやることは2つです。

まずは、今まで勉強した知識を基本として練習問題を解くことです。
柴山式ならば、演習問題という個別問題のテキストは、過去問レベルの問題がたくさん載っていて、場合によっては過去問よりも難しい問題もあるので、それをしっかりやれば自信がつきます。
あるいは、過去問を解くというやり方もあります。

欲を言えば、柴山式の演習問題を2回転から4回転ぐらいして、ある程度できるようになって、なおかつ過去問を3回から5回ぐらいやると、かなり確実に合格できる力がつきます。
どちらか一方でも合格している方はいらっしゃいますので、あなたの持ち時間に応じて取り組んでみてください。

演習問題と過去問、どちらもそれなりに効果があります。
柴山式2級講座の方は基本テキストを2回転から3回転、人によっては4・5回転します。
平均で3回転ぐらいだと思いますが、必要に応じて何回転するのかはおまかせします。
そのうえで演習問題をやりますが、演習問題というのは過去問レベルの本格的な問題です。

私の感覚では合格している人というのは、4・5回転はしていると思います。
最低でも3回転ですが、3回転ではまだ不安定だと思うので、時間の許す限り3回転以上してください。
過去問ならば、最低、過去5・6回分の問題をやればそれに近い効果は得られます。
どちらもやればさらに力がつきます。
時間のない方は、過去問6回分ぐらいか、柴山式の問題のどちらかをやるだけでも可能性はあります。

柴山式の演習問題は網羅的なので、演習問題をやったほうが効果的だとは思いますが、柴山式の2級を受講されてない方もいると思うので、その場合は過去問6回分だけでも対応はできると思います。
ただ、過去問では出題されていない論点もあって、新傾向が出たときに厳しいと思うので、過去問だけでは完全ではありません。
過去問は2・3回程度やって、柴山式の演習問題を一通りやるのがおすすめですが、それはあなたの今のやり方に応じて決めてください。

とにかく、今は1日の勉強時間の半分以上は演習問題に費やしてください。

そのときに大事なことは、演習問題や過去問をやっているときにわからないことに出合うことがありますが、その場合は、演習問題の解説を見て納得するのも良いのですが、できれば基本にかえって、該当する基本テキストの本文も見てください。
そうすると、インプットとアウトプットの相乗効果が得られます。

解けない問題があったら、問題集の解説と同時に該当する部分の周辺を見てください。
その部分だけではなく、その前と後のテーマも見ると、論点をずらしたときの出し方もわかってくるので、5分でいいので基本テキストに戻って確認することであなたの応用力を高めます。

これから直前期になって、柴山式の演習問題や過去問など実践問題を繰り返し練習しますが、実践問題の解説だけで終わらせるのではなくて、そのテーマに関する基本テキストの該当ページを自分で調べるのです。
調べるという行為が理解をより深めるので、ぜひやってみてください。
こういった繰り返しをしておくと、過去問で見たことが無い新傾向の論点が本試験で出た場合でも、解けてしまうことがあります。

基本テキストには出ているけれど過去問や演習問題には出ていないという部分があるので、周辺をやる必要があるのです。
演習問題や過去問で出ていた論点を見るだけではなくて、その少し前後に、演習問題や過去問には出ていない、別の論点があるということがわかります。

基本テキストにも時々立ち返って確認をしてみようというお話でした。

私はあなたの2級合格をいつも応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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