過去問の中の資料ごとに、苦手部分を復習しよう!

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「過去問の中でも、できる資料とできない資料に分けて復習しよう」というテーマでお話をしたいと思います。

第138回の試験を受ける方は追い込みの時期だと思いますが、この時期に多くの方は過去問を2巡か3巡ぐらいしていると思います。

過去問を10回分ぐらいやっていると、どれが得意でどれが不得意かというのがわかってきます。

また、過去問を勉強することで、逆に、普段の例題への取り組み方の甘さがわかることがあります。
何となくダラダラ解いているのでは過去問は通用しないということがわかるのです。
過去問を解いてから例題に戻るという、その繰り返しが良いのです。

次に、過去問の科目ごとや回数ごとに分けて勉強するというやり方もあります。
たとえば第129回の商業簿記をやるとか、135回の原価計算だけをやるとか、回数や科目でひとかたまりにして、苦手なものをピックアップして復習するというやり方もあります。

さらに、80点以上解けた問題であっても、たとえば、商業簿記の一部の資料がわからなかったとか、特定のテーマだけできなかったとか、問題の中の一部分だけができなかった場合は、10回分の過去問の中から、同じようなテーマだけを抜き出して横断的に勉強する方法が良いです。

1つのテーマを決めて、その問題の中の資料だけを抜き出して復習する方法もあります。
ですので、普段から過去問を解くときに、できる問題とできない問題を区別して、さらに、できた資料とできない資料、できた小問とできない小問というふうに、細かく区切ってチェックするとさらに良いです。

点数が8割9割取れても苦手な論点はあると思います。

そこはリスクなので、落ちるリスクを少しでも減らします。

過去問の丸ごと1回分ではなくて、1回分の中の一部分だけをチェックの対象にするのもいいですし、あるいは1つのテーマを決めて複数の回数に跨がって何度も出てくるテーマだけを抜き出してやるのも良いです。

あなたの発想で、自分の弱点の克服に合った勉強法を見つけてください。
力が伸びるように、楽しく、工夫して勉強してください。

私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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