柴山政行氏(以下、柴山):今週は費用の種類や帳簿への書き方を勉強しましたが、大事なポイントをまとめておさらいします。
進行:今回ももかさん、りょうたくんの2人と一緒に勉強していきます。
それでは、今週勉強したことを確認していきましょう。
柴山:普段使う細々とした物の購入代金として、ノート、鉛筆など文房具など色々あります。
何かをしてもらったときのサービス代金として、電車代、タクシー代、電気代、ガス代などがあります。
他人から物を借りたときの使用料として、支払家賃、リース代などがあります。
このように、費用には3種類があるということを勉強しました。
柴山:「費用」とは消費することで、文房具や交通費などがあたります。
特徴としては、1回の支払い金額が小さく、使った分だけ消えてなくなり、今の売上に貢献します。
「設備」とは投資のことで、パソコンなどの備品がそれにあたります。
特徴は、1回の支払金額が大きく、長期間継続して使い、今年だけではなく来年以降の売上にも貢献することです。
柴山:竹とんぼのアタマに「消耗品費」と書いて、左に金額を書きます。
柴山:竹とんぼのアタマは「現金」になって、お金を払ったので右側に金額を書きます。
お金が出た場合は右に書くことを学びましたね。
柴山:文房具を買って12,000シバを払った場合は、「現金」の竹とんぼの右側に12,000シバと書いて、「消耗品費」の竹とんぼの左側に12,000シバを書きます。
数字のバトンタッチをしました。ここまで5つのポイントをチェックしましたが、何が印象に残りましたか?
もかさん(以下、もかさん):数字のバトンタッチが難しかったですが、今はわかったので、完璧です。
進行:次が楽しみですね。
では、りょうたくんは?
りょうたくん(以下、りょうたくん):竹とんぼのアタマがたくさん出てきて、混乱しています。
進行:アタマの部分は覚えることが大切なのですか?
柴山:「お金」なのか「費用」なのか「物」なのかという大きなグループで考えて、あとは何度かやっているうちにかってくると思います。
柴山:設備の調達方法には、買う場合と、長く借りる「リース」、短く借りる「レンタル」の3つがありました。
柴山:お金が無くても設備が使えること、設備の修理やメンテナンスをしなくてもいい場合が多いこと、条件によって途中で解約しやすいこと、最後に返すので廃棄処分のことを考えなくていいことの4つの理由がありました。
柴山:色々なものが出てきましたが、イメージしやすいものとしては、建物、設備、備品、自動車があります。
それ以外には、飛行機、船舶、電車なども借りることができます。
今や色々な物が借りられるのですね。
進行:お2人はこの回の内容についてどうでしたか?
もかさん:色々な物が借りられることがわかったので、将来色々借りて使ってみたいなと思いました。
りょうたくん:このキッズBOKIの番組を撮影している現場にもリースの物が多いということがわかりました。
柴山:いいところに気付きましたね(笑)
柴山:竹とんぼのアタマは「賃借料」という名前を使います。
費用が発生した場合は竹とんぼの左側に金額が入ります。
柴山:1か月分の家賃60,000シバを記録する場合、「支払家賃」という名前を使って、竹とんぼの左側に60,000シバと書きます。
支払家賃とは建物や部屋を借りたときにかかる費用のことです。
進行:ここまで1週間を振り返ってきましたが、結構盛りだくさんな内容でしたね。
1週間勉強してきてどうでしたか?
もかさん:借りるということを勉強しましたが、借りると便利なことがたくさんあるんだなと思いました。
りょうたくん:用語がたくさん出てきたので、大変になってきました。
柴山:学校の勉強だと「覚えなきゃ」って思いますが、忘れても構いません。
何度も繰り返しているうちに自然と覚えてきます。
進行:身に染みてくるのですね。
では、柴山先生、次回の内容を教えてください。
柴山:第4週目は「お金の調達方法を考えよう」というテーマです。
第1週目では、自分でお金を用意したり、銀行に借りに行ったりしましたが、そこをもう一度思い出しながら、もう一歩掘り下げて、お金を調達するとはどういうことかを帳簿の書き方と一緒に学んでいきます。
新しいことをやりますが、りょうたくん、忘れてもいいですからね(笑)
大丈夫ですよ。
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