勉強できる環境に感謝しよう!

前を向いて歩こう、今回のテーマは、「勉強できる環境に感謝しよう!」です。

勉強できる環境に感謝しよう! というテーマでお話しをします。

今、海外に目を向けると、フランスでテロが起きたり、イスラム、中東、そのようなところで戦闘状態になっていたり、テロがあったり、あるいはウクライナ問題など、本当にきな臭いことがたくさんあります。
そのようなところにたまたま住んでいる人というのは、命の危険に怯えて暮らしているわけです。
自分たちはどうしようもない、そういう状態で簿記の勉強ができると思いますか?
そう考えたら、たまたまそこに生まれて生活しているだけで、戦争に巻き込まれる、あるいはテロに巻き込まれる、そういった暴力に巻き込まれるということで、勉強どころではない人というのは世の中にたくさんいます。

もちろん、そのような治安の問題や命の安全の問題だけではなくて、貧しくて勉強どころではない、テキストも買えない、今日食べるものを心配しなければならない、あるいは今日仕事がないことを心配しなければならない、そのような経済的にとても厳しい環境にある人もいます。
そういう人に、「じゃあ、簿記1級頑張ってよ」とは言えませんよね。

というように考えますと、実は心を穏やかに勉強のことで悩めるということは、贅沢な悩みかもしれません。

翻ってみて、今の日本はどうですか?
夜、一人でコンビニに買い物に行くと暗闇から拳銃持っている人が出てきて、「手を挙げろ!」などと言われますか?
強盗に襲われるということがありますか?
私は、命の危険がなくて、一人で夜歩くことができるということはすごいことだと思います。

これは私たちが小さいころからできていたことなので、当たり前と思うかもしれませんが、これは実は誰かの努力があるのです。
警察がいる、治安がしっかりしている、教育がしっかりしている、だから、夜、一人で歩けるのです。

特に女性です。
男性もそうですが。
特にか弱い女性が一人で出歩けるなんて、私はすごいと思います。
もしかしたら、100年前の日本ではそうはいかないかもしれませんが、夜一人で出歩くのは怖いよ、と私、子どものころに言われましたから。
今は、怖いと言えば怖いですが、やはり、大昔の日本であるとか、海外からすると、一人で無防備で歩けるというのは、私はすごく安全が保障されていて、それはそれでやはり、すごいことだと思います。
だから、海外のそういう危険なところにいる人からすると、日本というのはまだまだ恵まれていると思います。

そうすると、今はデフレがどうであるとか、確かにそれはそれで、私たちは厳しいかもしれませんが、私たちが考えている悩みというのは海外でもっと厳しい環境に住んでいる人からすると、贅沢な悩みに聞こえるかもしれません。
簿記の勉強ができないからって、勉強間違ったって悩めるわけです。
あるいは、上司との関係がうまくいかない。
そのレベルの悩み、それも大変な悩みですけど。

ですが、鉄砲で狙われていることを考えたら、どちらが本当に緊急なのかと言えば、やはり、今日の命を狙われているほうが緊急です。
社内の人間関係もありますけど、そこで悩めるということは命の危険がない、そして、食べるものに関しても、下手をすると、言い方はよくありませんが、住む場所がないホームレスの人だって、餓死するわけではなくて、対処のしようがあるのです。

行き倒れということがないわけです。

行き倒れというのは、道端で倒れて死んでしまうということです。

そういうのがないわけですから、今考えたら、食べ物の面、安全の面、で行くと勉強するために、本当に環境が整っています。
多少の不満はありますけど、それでもやはり、明日を生きられるかどうかということを真剣に悩んでいる人からすると、やはり、それはすごく贅沢な悩みに見えると思います。

ということは、勉強で悩めるというのは幸せなのだと。
勉強で悩んでいることが不幸なのではなくて、勉強で悩めるということは自分の命があるいは、生活がある程度高いレベルで保障されている。
「日本はいい国だなー」と思って、前向きに勉強をしましょう。
あるいは、仕事もそうです。

ですから、勉強ができる環境、勉強に打ち込める、自分の身を守らなければならないといったそういう心配がない、明日のご飯はどうしよう、とか明日の仕事はどうしよう、という本当に命が、死ぬか生きるか、という本当の意味の悩みがない状態で生活ができるのは、やはりそれはそれで幸せだと思って、感謝しましょう。
周りに感謝しましょう。

自分の今の環境に感謝をして、勉強しましょう、というのもありだと思います。
そうしたら、小さいことで悩んでいる自分がなんか、馬鹿馬鹿しいとは言いませんけど、海外にはもっと大変な人たちがいるということを思って、今の環境に感謝して努力しましょう。

私はいつもあなたの成功を心から応援しております。
ここまでご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

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