過去問を丁寧に読み込もう

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「過去問を丁寧に読み込もう」というテーマでお話をしたいと思います。

9月に入って、柴山式の講座でも過去問をみなさんにお届けしています。

過去問を最初に見たときに、難しいと感じたり、問題文の意味がわからなくて、ショックを受ける方も多いと思います。

しかし、これは、いつも言っていることなのですが、このタイミングで過去問が解けないのは当たり前なのです。

例題は解かせる問題なので、資料の出し方などが素直なのですが、過去問というのは素直な出し方ではなくて、引っ掛けがあったり、例題ではデータとして出しているような内容をさらに求めさせるような工夫がされて、失点させるような問題の作り方になっています。

解かせないような問題になっているので、できなくて当然なのです。
ただし、これは慣れればどうってことないです。

慣れていけば必ずできるようになるので、まずは、解こうと思わずに、どういう出題の特徴があるのかの情報収集をする感覚で過去問を見てください。

過去問をやっていて途中で嫌になってしまうのは、解こうと思うからなのです。
まずは慣れることが大切で、解く必要はありません。

慣れるために過去問を読んでみましょう。

最初は0点でも良いです。

今から3回転4回転5回転と、できる限りやっていけば必ず過去問の問題文をストレスなく読めるようになります。

とにかく、例題の処理の正確性を高めて、過去問の出題形式に慣れることです。
この時期はひたすら読んでください。

解くのは後でも構わないので、とにかく読んでください。
過去問は、解く前に読みましょう。

読んで、過去問独特の言い回しに慣れることこそが、直前期の攻略法の第一歩です。
頑張ってください。

私はいつもあなたの簿記1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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