たとえば、3つのうち、1つは連結、2つ目が総合問題で、さらに、総合問題のうちの1個は、期首の貸借対照表からはじまって期中取引と期末の決算整理をするパターンと、決算整理前の残高試算表からはじまって決算整理事項を行って財務諸表を作るパターンの2つを完璧にします。
できれば、目標時間よりも10分早い、40分でどちらもできるようにしてください。
連結は、つい最近の連結の過去問でも構いませんので、連結の過去問を完璧にします。
このように、連結を1個と、総合問題2個の合計3つを選んで、これだけを完璧にして、その部分が出題された場合には必ずできるようにしてください。
漫然と10問を1回転2回転やると、どれも中途半端になる可能性があるので、それならば、3つぐらいに問題を絞って、その3つと似た問題が出たら完璧に解けるように、徹底的に学習するのも1つのやり方です。
ただし、これは直前期のやり方なので、11月16日の138回試験を目指している方は、3つに絞ってやるという方法もあります。
それ以外には、例題を一通りやってみるとか、模擬試験などをやっても構いません。
あなたなりのテーマを決めて、絞って学習しましょう。
工業簿記の場合は、柴山式を受講されている方の多くは8割程度取れる方が多いのですが、問題は商業簿記なのです。
商業簿記の場合、中途半端に広く浅くやるくらいならば、3つに絞って完璧にやるというのも1つのやり方なのです。
よければ参考にしてください。
もちろん、このやり方は来年の6月対策としても使えます。
まずは3つを完璧にしてから、他の内容にも手を広げるというやり方もあります。
頑張ってください。
私はいつもあなたの簿記1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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