4月以降の日数を数えてみました。
6月14日第140回があって、そこまでは74日、週にして10週間強あります。
1日2時間半か3時間勉強すると、180から200時間までは勉強できます。
これだけ勉強できれば、ある程度簿記1級の勉強が進んでいる方は、これからどんどん過去問を解いて直前期の総まとめをしたり、例題の弱いところを潰して、6月に備えるということもあります。
過去に1回か2回、300時間ぐらいで受かった方を見たことがあるので、全く不可能ではないですけど、300時間以上勉強した方は試験会場で可能性があります。
巡り合わせや、そのときの難易度にもよりますが、300時間台からでも合格の可能性がないわけではありません。
ただ、常識的には400時間台から合格者が出始めて、500時間ぐらいになってくるとある程度合格が見えてきます。
大手の専門学校や市販本での独学の場合は、通常は700から800時間ぐらいといわれています。
これが普通なのです。
柴山式は、それを500時間に圧縮するというメソッドを提唱していますが、500時間でうまくいかなくても、次に2、300時間積み上げて平均的な勉強時間で受かるというのも全く問題ありません。
場合によっては1000時間以上、2年とか3年かかっている人もいます。
コツコツやればそれでもいいのです。
簿記1級というのはそれぐらいの価値はあります。
もちろん400時間台からでも挑戦しても構いません。
たとえば、転職活動などで、たまたま今仕事をしていなくて、自宅で待機をしている状況の人がいます。
3ヶ月ぐらい時間があるのなら、1日平均7時間勉強できるならば、7時間×70日で500時間近くできます。
2ヶ月半で受かっている人はさすがに柴山式でもいないので、4ヶ月やります。
3ヶ月でいい線までいった人はいます。
元々不動産鑑定士の資格をめざしていて、私の会計学の授業を聞いていただいて、簿記のおもしろさに目覚めて、会計士に志望を変えた方がいらっしゃいます。
そのとき、頑張って最初の1ヶ月は300時間ぐらい勉強していたと思います。
3ヶ月でトータル600時間ぐらい勉強したと思います。
それで60点台までいって、あと一歩のところまでいったのです。
その後どうなったかは私は聞いていませんが、会計士講座を受けていると聞きました。
やめる直前にそういう話があったので、3ヶ月で60点台であと一歩というところまでいったのは見たことがあります。
3ヶ月ぐらい、あるいは2ヶ月半でいったらもっと快挙ですけれど、理論上500時間なので、この2ヶ月半、1日7時間の仕事だと思って勉強します。
500時間ぐらいいって、もしいい線いったら、これはこれで次また11月受けやすいですから、超短期を目標にするのもありだと思いますが、常識的にいうならば11月15日、第141回の500時間というのは無理がないです。
これは誰もが挑戦できます。
227日あるので、1日2.2~2.3時間で500時間ぐらいいきます。
1日2時間でも450時間いくので、450時間なら最近でも合格実績があります。
300時間は相当運もありますが、450時間以上になってくるとかなり手応えは掴める可能性はありますので、1日2時間以上勉強できる方は、1日2時間か3時間の間という方がほとんどの方だと思います。
この勉強ペースをアレンジできるならば、私は11月15日の141回はかなり常識的です。
500時間勉強できます。
227日あります。
1日2時間やっても450時間いきます。
450ならば過去に合格者います、最近でもいます。
ぜひ、1日2時間から3時間、2時間なら自己啓発のために勉強時間でつくっていいと思います。
日商検定受かったあとも、来年も、再来年も、私は1日3時間と4時間、自己啓発、本を読んだり、自分でやるようにしています。
時間をやりくりして、2時間以上の自己啓発、簿記1級に限らず、いろんなことをやってください。
あなたのレベルが上がります。
今年は簿記1級にその2時間を振り分けましょう。
日商簿記検定1級でやるべきことはだいたい決まっていて、基本は講義の復習をやります。
これは100時間から150時間ぐらいです。
柴山式はインプットを圧縮していますので、100から150時間である程度いけます。
あとは例題と過去問、ここで500時間の70パーセントか80パーセント、70パーセントとすると、350時間ぐらいは例題と過去問を徹底練習してください。
あと、プラスワンでおすすめしていることがあります。通信講座というのは自由時間でできるという良さがある反面、試験会場のライブの感覚がなかなかできません。
たとえば市販の、TACとかネットスクールで良い予想問題が出ているので、それをやるのもいいですし、可能ならば、会場に行き練習試合ということで、大手専門学校の予想問題、会場で受けることをおすすめします。
無理ならば通信でもいいから1回だけ、他の教育機関で勉強されている方と混ざってテストを受けてみるのもいいかもしれません。
柴山会計は少人数教育でやっているので、会場受検とか、大手の専門学校の全国一斉模擬テストみたいなものはやっていません。
1回だけでいいので、予想問題、あとは最近の大手専門学校などはどういうことを予想しているのかということを知るために1回だけやるのはいいかもしれません。
でも、これがなくても受かっている人はたくさんいます。
いずれにせよ、勉強の中心は例題と過去問です。
10回か13回分ぐらいでコンスタントに合格者が出ています。
例題と過去問で350時間ぐらいです。
全体の勉強時間の7割から8割をやっていただいて、あとは、その前後で、講義復習は、それは準備体操で、最後に仕上げで予想問題を1回ぐらい、専門学校の公開模試などを受けてみてください。
これはすごくおすすめです。
これで自分の弱点がわかることもあるので、うまく使い分けてください。
ただ、あくまでコアは例題と過去問です。
これだけで受かっている人もいます。
勉強の中心は例題と過去問の徹底アウトプットにおきながらも、その前後で講義と復習は準備として必要です。
あとはプラスワンで、可能ならば1回ぐらいは本試験形式で練習試合をやってみることをおすすめします。
こういったプランで自分が今どのへんにいるのかということを考えてください。6月の140回、あるいは11月の141回に合わせて、残り日数、140回までは74日、約10週間、11月14日までは227日、32週間もあります。
みなさんの生活スタイルにあわせて、学習プランを練ってみてください。
ぜひご参考になさってください。
私はいつもあなたの簿記1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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明日から4月なので、心機一転がんばりましょう。