簿記試験、直前10日間の過ごし方

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「直前10日間の過ごし方」というお話をしたいと思います。

今日は2013年11月7日ですが、第135回の試験まであと10日となりました。

10日でどんな勉強をするかということですが、先日、大手専門学校の模擬試験の結果なども出て、おそらく40点から60点の間にいる方が多いと思いますが、今考えるべきことは、1日1点ずつ上げるつもりで、ひたすら決めたことをやってください。
悩んでいる暇はないので、1日1点、10日でプラス10点を目指しましょう。

「もし、この問題が本番で出たら解けないな」という、苦手なところから重点的に潰してください。
これ以外にはありません。

直前期には、得意なところは軽く確認するだけでいいです。

取り組むのは、自分が一番苦手な論点で、かつ、大事なところです。
過去に何度も出ているAランク級の論点、または重要論点で、自分が一番苦手なものから順番に解いてください。
過去問をすべて解く必要はありませんから、例題や過去問のある資料、ある個別問題のなかで、自分が苦手なもので、かつ、本番でよく出る問題や重要と言われている問題に絞って学習してください。

合格・不合格は、努力をした先にありますから、まずは1日1点ずつ積み上げる形で出来ることをやりましょう。
重要じゃなくて出来る問題をやっても意味がありませんし、重要じゃなくて出来ない問題も意味がありません。

だから、過去10回ぐらいで何度も出ている問題をやります。
商業簿記なら、有価証券、引当金、現金預金、銀行勘定調整表に近い現金の修正仕訳とか、棚卸し減耗損とか商品評価損、社債などの、何度も出ている問題で自分の苦手なものから潰していって、もしそれがまとめて出題されたら一気に点数がアップするかもしれません。
それで合格に手が届くこともあり得ます。
自分が苦手で、かつ、重要な問題を、本試験の日までに確実に潰していきましょう。

この勉強が必ずあなたの未来に繋がります。

まずは慌てずに、しっかりと勉強してみてください。
勉強というのは知識だけではなく、継続した努力や忍耐力も将来のあなたにとって必ず良い影響があります。
頑張りましょう。
そして、来年の6月や11月の試験を目指す方も頑張ってください。

私はいつもあなたの簿記1級合格を応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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