朝に起きて、夜に寝て、睡眠を挟んで毎日が連続しています。
間に睡眠が入ると記憶が整理されるのです。
なので、睡眠の前と後で同じような行動を続けていると、それがどんどん整理されて、習慣化されます。
私が公認会計士の受験生時代には、どんなに忙しいときでも、極力まったく勉強しない日は作りませんでした。
日曜日は“予備日”とは言いながら、実は10分でも仕訳の問題をやっていました。
やはり、まったくやらないというのは怖いです。
私はギターをやっているのですが、1日休むと、取り戻すのに少し間隔が空いた感じがするのです。
3日もやらないと、勘を取り戻すのに結構時間がかかります。
1回やらないと、それを取り戻すのに倍の時間がかかるのです。
リハビリが必要になるので、やはり、起きてから次に寝るまでの間に1回は、自分が目指していることを5分でもいいからやったほうがいいです。
まとめて1時間やって1週間まったく何もならないよりは、1日5分を1週間毎日やったほうがいいです。
だから、見るだけでも構わないので、持ち歩き用に仕訳のカードを作るといいです。
日商簿記検定2級ならば、合格に必要な仕訳はだいたい60個です。
全部入れると100ぐらいあるのですが、50から60のポイントとなる仕訳を何度も見て覚えれ簿記ば2級の商業簿記はOKです。
工業簿記も、問題のパターンは20もありません。
問題文を読むだけでも力になりますので、1日1回、5分でもいいから商業簿記・工業簿記のどちらかを見て欲しいです。
工業簿記ならば、問題文を読んで解答やボックスを見るだけでも全然違います。
1日5分でいいから勉強を続けて欲しいです。
3日やらないとだんだん嫌になってきます。
1日の最後に回すから嫌になってしまうのであって、朝起きたらすぐやってしまえば、その日はやったことになります。
出勤時間でも朝食の時間でもいいので、5分やるのです。
それが後で必ず血となり肉となって、あなたの脳に定着します。
もちろん、普段は1時間2時間勉強するかもしれませんが、「今日は気が乗らないな」とか「忙しいな」というときでも、5分でいいから見てほしいのです。
これは簿記2級や簿記3級でも同じです。
「毎日コツコツ、5分以上」が合格の秘訣です。
「今日はちょっときついな」という時でも、5分見たらおしまいで構いませんから、できれば早いうちに見てしまいます。
どんなときでも、毎日少しずつ簿記に触れるように意識してみてください。
1週間や2週間では変わりませんが、これを続けることによって、半年後、1年後にあなたの簿記の力がグンと伸びます。
私はいつもあなたの簿記検定の合格を応援しています。
頑張ってください。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。
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