「もう無理!」と思ったところがブレイクのチャンス

前を向いて歩こう、今回のテーマは「「もう無理!」と思ったところがブレイクのチャンス」こういったテーマで話をしてみたいと思います。

長い人生色々なことがあるわけでして、自分はすごく一生懸命、目一杯やった、
もうこれでアイデアも出尽くした、やることも全てやった、でも結果が出ない、
「やめちゃおうかな」と思う時があります。

でも実はそこまでは最初の一時的な努力でできてしまうところなのです。
そこまでがあなたの限界なのです。
ということは、逆に見方を変えるとそこを超えたら限界突破です。
条件が見えているということは、見方を変えるとそこを更にもうひと押しして乗り越えたら新しい自分に出会えるのです。
私は過去に何度もそういう経験をしてきました。

例えば、これは私が時々話することですが、2000年の初め頃、1998年に独立して会計事務所を始めて、今17年目くらいに入ったのですけれども、フランスワールドカップの年だったと思うのですが、あの年に私は会計事務所を始めて、その時セミナー講師の方に自分は向いているということで、事務所の経営をしながらその当時半分くらいの収入はセミナー講師で得ていたんです。

それがずっと続いて一時期セミナー講師だけでも売上が1000万超えた事があって「一人でも2、3000万いけるじゃん」なんて思ってちょっと調子に乗った時期があったのですが、やはりうまくできているもので。
私がある程度おかげ様で人が集められるようになると、やはり講師料の単価が上がるのです。

そうすると新人の方とか他の一般的な講師の方の2倍とか3倍貰うようになる。
やはり専門学校であるとかセミナー会社の方では私の単価が突出してくるので予算で抑えにかかります。
同じようなテーマを私の資料を参考にさせて他の若い先生とか安くでもやってくれる人にお願いしだしたりするのです。

そうすると、ある時月次の収支表を見てちょっと驚いたのが、2002年か2003年だったと思うのですけど、そこでセミナー研修講師の売上が1000万超えた時期があって。
これ会計事務所との並行です、副業ですよ?

なので、副業がほぼ本業に近い状態になってしまった時期があって、それを超えてしまったのです。
一瞬ぐらいがあって、売上の半分はセミナーの収入といった時期があったのです。
そういった時、当時のコンサルティング会社とかから呼ばれて。
一日やって例えば20万とか、それなりの単価をセミナーとかやっていたのですが、専門学校とセミナー会社が色々。
あとは自分でも自主開催していました。

それであるとき、ある会社から受けていたものが急に減ったことがあるのです。
2002年かな、前年と比べて数100万単位でガクッと受注が下がったのです。

これはマズイやと。

個人のレベルで200万300万400万とか下がったらサラリーマンの年収でしょう?
それくらいに近い形で露骨に下がったのです。
これはマズイなということで。

今までのセミナー研修講師のルートだけで食っていくとこれはジリ貧だということで、会計事務所とは別で何かやろうと、ホームページを使った通信講座形式の社会人向けの会計セミナーと簿記検定、あるいは税理士の(●●(00:03:50))という風にインターネットを使った、通信での会計研修という方に舵を切り始めたのが2005年だったのです。

あの時私が限界を感じたのは、リアルのセミナーは得意だったのです。
今から10年ちょっと前まで実はライブのセミナーがすごく多かったのです。
一日20万クラスのセミナーを月に4、5本抱えたりとか、そのセミナーの一社だけで月100万稼いだ時期もありました。

という風にやたらとセミナーの受注が多かったです。
そういった形が、段々段々バブルが崩壊して。
2005年頃というのはITバブルが一回沈静化したのです。
あの頃に徐々に下がってきて、私のセミナー単価も上がっていたので。
ということもありながら、これはマズイと特に限界を感じたのです。

でもあそこでライブのセミナー講師だけにしがみついて自分の限界を突破できないと多分ジリ貧で今頃は平凡な売上になっていたと思うのです。
まあ2、300万くらい稼ぎに違いがあったので、1000万というのはきついだろう、と。
会計事務所の経営と並行して、副業でセミナー講師だけで売るというのは難しいなと思ったのです。

なので、インターネットを使って自分が教室で話をしなくても、例えばDVDとかオンラインで全国の方に見てもらう、と。
セミナー講師というのはやはり私が行ける所なので、近隣であるとか場合によっては札幌とか大阪も行きました。

要するに私の行動範囲でしかセミナーを受けてもらうことが出来なかったけれど、私の行動範囲を超えてインターネットで、場合によっては今海外でも受けている方もいらっしゃるので、そういった形でお客さんの層を逆に増えたことで限界を突破したのです。

これは、私はホームページを使ったインターネットの集客による不特定多数のより多くの方に私のセミナーを受けて貰うというチャンスが逆に増えたので、ライブセミナーに行ける私の頭打ちが、一回「マズい」と。
本当に1年間で数百万売上下がった時は、「これどうしよう」と思いました、そこで自分の限界を感じたのです。
今のやり方に限界を感じた時は逆にチャンスなのです。

これは勉強でもそう。

簿記の勉強をいくら一生懸命やってもなかなか問題が解けません。
やることはやった、でもそこがチャンスなのです。
何かあるはずなのです、必ず突破口はあります。
無いと思っているのは今の自分のステージなのです。

でも、今ステージが2なら、ステージ2で考えたら突破口はないけど、ステージ3に上がったつもりで一つステージを上に見て、自分を一歩引いた客観的な視線で今の自分を見つめると「なんだ、自分はあんなところに留まっているんだ」と分かって逆に限界突破します。
だから、もう無理だと思った時がチャンスだと思って下さい。
それがこれまでの自分の限界を突破するチャンス。

限界が見えるということは、それをちょっと工夫して乗り越えれば次の新しいステージ、更にあなたのステータス、それから資格、スキル、もしかしたら収入もグッとアップするかもしれません。
収入が2倍になるチャンスがやってきます。
それは限界だと思った瞬間がチャンスです。
ここでやめちゃうか、更に突破をするかはあなた次第です。

未来は全てあなたにかかっています。
私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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