今回は「一日一生」というテーマでお話をしたいと思いますが、これはネットで調べると割と出ています。
この言葉の語源は何かと思って調べてみたのですが、すぐには見つかりませんでした。
ネットなどの解釈を見ると「今日を最後の1日と考えて、悔いのないように生きましょう」というものがありました。
日々そのように考えると1日1日を大事に生きられるのではないかということなのですが、人生80年とすると、80年を毎日「今日が最後だ」というように思いながら生きてしまうと、なんとなく疲れてしまうような気がします。
もちろん、それはそれで良いとは思うのですが、私の場合は少し緊張してしまいます。
私の考える幸せな状態というのは、リラックスをしていながらも引き締まっている状態です。
人間は緊張すると萎縮してしまい、脳の働きが悪くなってしまうのです。
「今日は最後の1日」と思ってしまうと、なんとなく「後がない」という切羽詰まった感じがあります。
「今日が最後」というネットの解釈が多かったのですが、それよりも私は「明日に繋がるような1日にしよう」という解釈をしたいと思います。
「毎日が一生で、終わったら切り替えて次に行こう」というのが私の考えで、これはサイコ・サイバネティクスのマックスウェル・マルツさんの考え方とも近いのですが、要するに「昨日あったことを引きずらない」ということです。
過去に戻っても修正できないのだから、終わったことは終わったこととして1日を区切って生きるということです。
未来に対して不安を抱いたり過去を引きずって後悔するというのは、今を生きることにおいては損だというイメージがあります。
この考えが私は好きなので、毎日を区切るという意味では、「一日一生」を次のように解釈したいと思います。
「毎日、新しい人生を生きる」
このほうが個人的には好きです。
もちろん「毎日の努力を積み上げる」という考え方でもいいですし、いろいろな考え方があってもいいと思います。
しかし、私は疲れてしまうのが少し苦手で長く続かないので、もう少しリラックスの要素を入れたいのです。
「今日は新しい人生だな」というほうが、これからの1日に対して可能性が開けるようなイメージがあります。
リラックスしながらも頑張るというイメージです。
緊張はしていないのです。
自然な状態ではあるけれど引き締まっているという感じです。
これが極意のような気がします。
異常事態のときなどは「今日が最後」と思うことがあってもいいですが、普段から毎日この感覚を持っていると、私の場合は疲れてしまうのです。
普段はリラックスしているけれども引き締まっている状態が良いと思います。
昨日嫌なことがあったとしても、翌朝には「新しい人生をもう1回頑張ろう」と思える状態が理想的です。
未来に対していたずらに怯えるのではなくて、今日1日に集中しようという気持ちです。
その中の延長で今日を最後の1日だと思って頑張るのも良いですが、私は「毎日新しい人生を生きる」というほうが好きです。
新しい人生が365日×80年あると思えば「今日はどんな1日を生きようか」とワクワクします。
昨日のことは引きずらない。
嫌なことも引きずらない。
毎日毎日、頭を切り替えて、その積み上げの結果として10年後20年後にもっと素晴らしい人生になっていればいいですね。
毎日区切りをつけて、今日1日を精一杯楽しく生きましょう。
そういった意味の「一日一生」が良いと思っています。
私もあなたも、お互いに今日1日を楽しんで頑張りましょう。
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。
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