最悪の事態(未来)を想定しても、怯える必要はない!

未来に対して不安を持って、漠然と未来の悪い状況に怯えてしまったり、それに対して不安を感じて行動のモチベーションが上がらないということがあると思います。

 

私自身もそうですが、自分の取った行動が必ずしも上手くいくとは限らないと思いますし、むしろ上手くいかないことのほうが多いと思います。

悪い結果を漠然とイメージして不安になることをできるだけ避けましょう。

「将来こういうことがあったら嫌だな」という、悪い方向の未来の結果というのは予測がつきますが、そのときになんとなくイメージをぼかすのです。

 

「○○が起きたら嫌だな」と漠然と考えて中途半端にイメージするから嫌になってしまうのです。

 

であれば、腹を決めて一度真剣に「最悪の状況」を考えてみるのです。

「テストの点数がこの点数であれば最悪」

「業績がここまで落ちたら最悪」

 

「資金繰りがここまできつかったら最悪」

「人間関係がこういう状況だったら最悪」

 

「取引先との関係がこうなったら最悪」

「クレームを受けたけれど、こういう状況だったら最悪」

 

など、いろいろな「最悪の状況」がありますが、それを漠然とイメージするのは止めて、最悪の事態をはっきりとイメージします。

 

「そうなったらこういう最悪の事態が起こる」とはっきりとイメージして、「そうなったら仕方がない」という覚悟を決めると、その後の対策が練りやすくなります。

 

最悪の事態を途中まで考えると、その先を考えるのが嫌になってしまうのですが、きちんとイメージすることから逃げてしまうと漠然とした不安感に苛まれて、いつまでも嫌な状況で1日を過ごすことになってしまうのです。

 

最悪な状態をきちんとイメージして、それを受け入れる覚悟を決めます。

覚悟を決めれば、「そうなっても、なんとかなる」という気持ちになります。

それ以上のどん底はありません。

 

最悪の状態を受け止める覚悟をした上で、そこから少しずつ改善することを考えていけば、気持ちが楽になります。

 

漠然としたイメージを中途半端にやってしまうから逃げたくなるのです。

未来の悪い状態をはっきりイメージして、それを受け止める覚悟をします。

 

その上で次の一歩を考えると、案外気持ちが楽になります。

ぜひ参考になさってください。

 

私はいつもあなたの成功とスキルアップを心から応援しております。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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